2008年2月1日 発信


Tel.(086)422-6655/Fax.(086)422-6656
sangisin@optic.or.jp
http://www.optic.or.jp/sangisin/

2007.11(Feb. 2008)
・品質工学入門セミナー 2月1日(金)、2日(土)、2月23日(土) 0900〜1700 倉敷商工会議所

 今回は講師陣を田中善喜(元クラレ)、土井純司(中国ポリテクカレッジ)の両氏を中心とし、講義も一新する。今までの経験に照らし、実習、実験で直ちに使えるような講議を目指すので、是非ご参加ください。詳細はhttp://www.optic.or.jp/sangisin/hinsitsu/seminar/07seminar.htm

・特許相談 2月15日(金) 1000〜1600 山陽技術振興会事務所

 12月に続いて須田英一 弁理士担当。須田さんのご専門はメカトロ・通信・情報処理ですが、専門にこだわらず、気楽にご相談ください。無料。

・企画活動委員会・山技振サロン2月15日(金) 1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 各委員会、村川技術奨励賞審査員などの人選、年度末と来年度の計画など大いに議論してください。

・第62回通常総会の日時など決定
 5月21日(水)、倉敷国際ホテルで、15時より。総会(19年度事業と会計報告、20年度計画と予算) 村川技術奨励賞、講演会は三菱自動車工業梶@水島製作所 松本伸所長。終わって恒例の交流懇親会を行います。

・品質工学フォラム 1/15 参加4名
2月のセミナーの最終打ち合わせ。田中さんの労作、テキスト2冊。土井さんの実験手順。平松さんのパソコン準備など。

・山技振サロン 1/18 参加7名  
村川技術奨励賞は4件応募あり。審査委員の候補を議論し、企画活動委員会にはかることにした。「山陽技術雑誌」原稿は現在集まっているものに加えて、依頼などして報文4、エッセイ3などで一応格好はついた。今日の今の世の中、環境と心の荒廃が目に付きすぎる。猿でも人の心が分かるというのに、人間同士が何故こんなに理解できないのか。皆さん思うことを言い合って、すっきりして解散。

・技術交流会 1/24 参加17名
岡山大学 松木武彦准教授による「勝負砂古墳の発掘」。ショウブザコ古墳は帆立貝型で、前方後円方の前方がない形、30歳のたくましい武人の墳墓であり、造り方からして朝鮮系のものと考えられる。大変面白かった。松木さんは何故考古学に「歴史学者になりたかった。しかし、発掘をやってからこれに取り付かれた。紙の上だけでない実感があった。」ものづくりに通じる言葉である。

・「山陽人材育成講座」事務所移転 
水島サロンの事務所を2月4日(月)で閉鎖。山陽技術振興会事務所に移転し、7日(木)から業務開始。電話086-422-6625。

・村川技術奨励賞の応募 11件
企業3件、研究所(官)1件、大学7件だった。この中から3月、3件の授賞を選出する予定。

・二酸化炭素削減だけで大丈夫か?
 吉備の国クラスターで岡山理大の山下栄次教授の海洋の話を聞いた。
1.海洋の二酸化炭素吸収、放出量は巨大。吸収が大で、それが二酸化炭素削減に繋がっているが、その量は場所により差がある。例・瀬戸内海並みの吸収があれば、地球全体では人為的な二酸化炭素放出量の3倍の吸収になる。
2.温暖化の二酸化炭素の影響割合は約60%、メタン20%など。もし二酸化炭素を半分にしても、影響は1/3減るだけであり、その他のガスの効果は大きくなる。では何故メタンを言わないのか? これを減少させる手段がないから。メタンハイドレートや水田、森林などでメタンは増加してゆき、今後注目する必要あり。

sangisin@optic.or.jp