2008年6月1日 発信


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2008.03(Jun. 2008)
・工場見学会 6月25日(水)1400〜1630 安田工業梶@岡山県浅口郡里庄町浜中1160

 YASDAの基本理念は「最大ではなく最高を目指す」です。一貫して最高のマシニングセンターの開発、製造に努め、超精密工作機械の製作企業として世界的に有名です。理念を如何に実際に移し、最高に達したかを見学しましょう。 詳しくは http://www.yasda.co.jp/を参考にしてください。  参加費3,000円。

・特許相談 6月20日(金) 1000〜1600 山陽技術振興会事務所

 相談担当は 須田英一 弁理士です。メカトロ、情報がご専門ですが、何でも結構です。できれば予約してお出でください。無料。

・山技振サロン 6月20日(金) 1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 総会後のサロンです。面白い話題や事業計画など大いに議論しましょう。参加費1,000円。

・第63回通常総会、村川技術奨励賞、講演会、懇親会 5/21  
・通常総会 出席52人、委任状50人、計102人。

 19年度は産学連携製造中核人材育成事業の講義が順調に始まり、2年半の委託事業は12月で終了。第3回村川技術奨励賞は見込み発足で、2件の授賞。20年度の人材育成事業は完全な形の初年度。役員は改選期で、転勤などの理事5名、監事1名が交代し、後は再任を了承した。

 ・村川技術奨励賞 授賞 2件。
福崎智司、竹原淳彦、浦野博水、高橋和宏 (岡山県工業技術センター)
 「次亞塩素酸を利用した浄化技術の開発」
山崎正三郎(ナカシマプロペラ)
 「HNV(Non Hub-Vortex)プロペラの開発

  ・講演会 参加63人。加藤英治 所長(三菱自動車工業梶@水島製作所)
 「自動車産業における情報活用」 情報活用をいろいろの面で実行している。加藤所長は自分で立派なHPをつくっておられ、話は将来の電気自動車に飛び、i Mievの話になり、09年に千台発売目標などで、皆の興味はこの車に集まり、質問が続出した。

・懇親会 参加59人。話題は尽きなくて懇親、交流の場は盛り上がった。

・総会が終わったので、登記を5/26倉敷地方法務局に届け、6/2に経済産業局(広島)に報告した。

・山技振サロン 5/16 参加8名  
事業計画について活発な議論。工場見学会候補は安田工業、田中商会など。セミナー(技術交流会)は中性子利用技術、石油の将来など。

・品質工学フォーラム 5/24 参加 5名
 岡山県立大 情報工学部の 大西謙吾 准教授来所。残念ながら受講生は皆無。先生が大分大学に居られた時の実験。装飾義手の設計を安価、簡便にやるための計測ソフトの実験。先生に仲間に入っていただくことと、現在実施中の義手の作動機能についても結果がでれば報告していただくことにした。成功例を集めることで、実用化の意欲を高めたい。

・「中性子利用技術セミナー」を共催 7月11日(金)1300〜1700 倉敷商工会議所
・ 主催 文部科学省・(財)放射線利用振興協会
 中性子は物質を構成する粒子で、水素原子核と同質量,電荷なしで波としての性質あり。そのため物質内に容易に進入し、回折現象を起こし、水素原子などの軽い原子を高感度で見ることができます。この特性をもちいて各種の産業利用が進められています。このセミナーはできるだけ多くの実用例を示し、中性子の産業利用を推進するためのもので、特に岡山県は原子力発電施設立地県として、無償で試行的に実験と技術指導が受けられます。

 「中性子の特徴と産業利用」
・「高性能材料の開発における中性子結晶構造解析の役割」 リチウム電池材料や高分子材料・タンパク質などの構造解析
・「X線では計測不可能な工業製品の深部にわたるひずみ分布を非破壊で見る」
・「植物中の水やエンジン内部の潤滑油を非破壊で見る」 水素を高感度で検出できる特長を生かした技術
・「中性子反射率計測の工業製品への応用」 表面被服薄幕の特性評価
・「中性子利用技術移転推進プログラムについて」 技術支援・実験支援の目的とプログラム
・「利用相談会」 講義、ポスターなどについて、あらゆる質問、相談に応じます。

他に各種実例をパネル表示、利用相談会などありますので、勉強・相談に多数ご参加ください。参加無料。
申し込み方法など、詳しくは事務局までお尋ねください。 

sangisin@optic.or.jp