2009年5月1日 発信


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2009.02(May. 2009)
 
・第64回通常総会開催 5月20日(水)1500〜 倉敷国際ホテル

 5月20日(水)、15時より 倉敷国際ホテルで開催。
 1500〜 総会(20年度事業と会計審議、 21年度計画と予算審議)
 1600〜 第4回村川技術奨励賞 授与 (3件)

 1630〜 講演会「石油をとりまく環境の変化」
    蒲池正道氏(潟Wャパンエナジ 専務執行役員 水島製油所 所長)
 昨年は原油の暴騰、暴落に世界中が振り回されました。 原油は本当に何時まで在るのか、何故こんな乱高下するのかなどを石油業界の人に解説していただきます。

 1740〜 講師、受賞者などを囲んで、 恒例の交流懇親会を行います。
  参加費 講演会・交流会 合計5,000円。片方のみ3,000円、非会員+1,000円。

・山技振サロン 5月22日(金)1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 総会後のサロンです。今年度の具体的事業計画に対する活発なご意見をお願いします。参加費1,000円。

・特許相談会 4/17 3件。

 担当は須田弁理士。

・山技振サロン 4/17 参加者4名。

 最近、地球環境をネタにしたビジネスの話が盛んであるが、本当に革新性があり、役に立つのだろうか。 例えば、竹を豚の飼料に混ぜると、臭くなく栄養になるとか? 政府は環境と名がつけば、金がつくような雰囲気があり 感心できない。議論百出して、参加者は少ないが活発な議論になった。

・技術交流会 4/21 参加者21名

 鈴木まどか教授(倉敷芸術科学大学)による「古代エジプト人の生活と美術」。古代エジプト人は石などに文字を 記し、生活の証にしていたのが発掘されて、3,500年前の生活が克明に判った。生活と職業、夫婦関係、神・王・神官など。 記録の偉大さをつくづく感じた。生活史で時間になり、美術に及ばなかったが、懇親会も鈴木教授をめぐって話題が尽きなかった。

・平成21年度文部科学省創意工夫功労者、岡山県工業技術開発 功労者の表彰式 4/28 テクノサポート岡山。
 文部科学大臣表彰 当会推薦者の中から 小泉貴志、渡辺泰明(クラフレックス渇ェ山工場)「不織布製造工程 における、ウェブ耳部の切断回収装置の改善。今回は推薦3件5名の中から1件2名の表彰に止まった(県全体で3件5名)。

岡山県知事表彰は 赤木穂秀(山陽化学梶j「橋梁用ゴム製品・装置の開発及び普及」、当会推薦は本件のみで、岡山県全体で 8件8名。

 表彰者の皆さんおめでとうございました。
 全体として大臣表彰の数が減少している感じがするが、 推薦しないと表彰はないので、今年も振るって推薦してください。6月から始まり、8月末が締め切り。

・岡山県立大学「OPUフォーラム2009 感動の創造」 県立大学キャンパス 5月29日(金)1100〜1700
 恒例の大学からの情報発信。産学連携の成果など盛りだくさん。記念講演 劇団衛星代表 連 行氏。 大学の知識を探り、役に立つ技術を見つけるいい機会ですので、ご参加ください。

・科学技術立国、イノベーションと国はやかましいが?
 資源がない国が立ち行くためには、人を生かした技術でしか生きる道はない。そこで科学技術立国、イノベーション などと目先を変えたお題目が盛んである。しかし、新事業を起こすには重要なことが2つある。
 1.研究開発の成果が優れている。
 2.成果に飛びつく起業家。
研究開発の成果はまあまあとして、起業家の不在は目を覆うばかりだ。米国で経営者の高給が よく問題にされるが、逆にこれがあるからチャレンジ精神が刺激されるのではないか。補助金ばかり出しても成果がでないことはこれまでに よく判っている。最善策とは言わないが、 成功した時の優遇措置を徹底的に考える方が早道ではないか。

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