2009年6月1日 発信


Tel.(086)422-6655/Fax.(086)422-6656
sangisin@optic.or.jp
http://www.optic.or.jp/sangisin/

2009.03(Jun. 2009)
 
・工場見学会 6月26日(金)1400〜 山陽化学轄wタ工場 高梁市松山8557-34 Tel.0866-23-1515

 山陽化学鰍フ赤木社長は前に技術交流会でお話をしてもらい、創業期の苦労話に感銘した。この度赤木社長は岡山県 工業技術開発功労者として県知事表彰された。「橋梁用ゴム製品・装置」を裸一貫から創業し、大企業に伍して確固たる地位を築いて おられる。この不況にも、山陽化学鰍フ技術的信用で注文は増加していると聞く。この起業家魂の現実をじっくり見学したい。残念ですが ゴム関係者はご遠慮ください。参加費3,000円。 

・特許相談 6月19日(金)1000〜1630 山陽技術振興会事務所

 担当は森 廣三郎弁理士。倉敷で経験豊富な森弁理士です。専門は化学ですが、何でもご相談ください。 できれば、予約をお勧めします。

・山技振サロン 6月19日(金)1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 今年度の具体的事業計画に対する活発なご意見をお願いします。参加費1,000円。

・第64回通常総会、第4回村川技術奨励賞、講演会、懇親会 5/20 倉敷国際ホテル

・通常総会 出席36人、委任状47人、合計83人。

 人材育成事業の本格化の年は順調に推移し、 一年前倒しで一千万円の積立ができ、この講義の有用性と持続性に自信が持てた。

 第4回の村川技術奨励賞は3件8名の 人に授与した。
・松浦健二(岡山大学大学院環境学研究科)
 「シロアリの卵運搬本能を利用した画期的駆除技術」
  ・水戸岡 豊、日野 実、村上浩二(岡山県工業技術センター)
  「インサート材を用いたレーザ接合技術の開発」
  ・衣笠哲也、土師貴史、吉田浩治(岡山理科大学工学部)、大谷勇太(パシフィックソフトウェア開発)
   「柔軟全周囲クローラ(Flexible Mono-treed Mobile Track,FMT)
 
  ・講演会 参加47名。「石油をとりまく環境の変化」 蒲池正道 所長(潟Wャパンエナジ 専務執行役員 水島製油所)
   石油生産はかつてのメジャーから中東の国家支配に変わってきており、昨年の原油価格の乱高下も米国のサブプライムローンに関係あり。  資源国の支配はこれからも続き、日本が入り込む余地少なく、安心はできない。膨大な資料による説明は納得したが、やや消化不良。
 
 ・懇親会 42名参加。賑やかに、楽しく交流ができた。  

・山技振サロン 5/22 参加者2名。

 総会疲れか、集まりは少ない。6月の工場見学会を山陽化学轄wタ工場に決定、後5工場を候補として検討する。 先日「吉備の国クラスター」で話題になった「竹」の問題をじっくり議論した。 利用、繁殖防止など、いい知恵がなかなかない難問題。心に留めておくとして解散。

・品質工学フォーラム 5/23 参加者6名。

 今年のセミナーの反省会。受講者の参加は今日もなし。何故か。しかし今年のL4の解説は面白かったので、これを 如何にL18に繋ぐかが、解決の糸口になるのではないか。次回はこれの具体案を議論しよう。

・法務局、経済産業局への報告

 5/26 法務局へ登記提出。27日電話、28日に訂正。今年から資産の変更登記は不要。28日登記完了。
 5/29 中国経済産業局に報告を提出した。

・判断基準

 名映画監督 小津安二郎は言う「何でもないことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術のことは 自分に従う。」では、技術者は技術のことは何に従うのか。自分に従うと言っても、狭い範囲の知識、経験で大丈夫だろうかと 不安である。そこで、「科学や技術のことは常識に従う」と考えてはどうか。そんなことを言うから、技術革新ができないと言われるが、 技術が行き詰まると革新が起こるのが常識である。環境だ、温暖化だとうるさいが、科学者は資金獲得のために自説を誇張するのは 常識である。マスコミは世の中を面白、可笑しく、大げさに報道するのが常識である。少し冷静になって、自分の常識を磨くことが 大切である。

sangisin@optic.or.jp