2009年12月1日 発信


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2009.09(Dec. 2009)
 
・山技振サロン年末大交流会 12月16日(水)1830〜2030 蔵Pura(くらぷーら)  阿智3-18-18(Tel.435-2211) 一番街アーケード南端 白壁の中 和食「風」の2階
 変化を求めて、数回市内を回りましたが、「ご馳走を食べたい」という人の意見を入れて元に返りました。 景気はなかなか元に戻りません。政府は民主党になりましたが「無駄を省けは10兆なんて直ぐだ」と言っていたのに、1兆に 苦労しています。さて我々はどうします。年度収めですから皆さん大いに希望を語り、来年への気力を蓄えましょう。 定員35人、参加費6,000円。

・品質工学フォーラム 12月13日(日) 1300〜1630 山技振事務所

 いよいよ来年セミナー準備に入ります。参加費1,000円 

・無料 特許相談会 12月18日(金) 1000〜1630 山技振事務所

 担当は須田英一 弁理士。ご専門は電気・電子関係ですが、特許については何でもご相談ください。 予約をお勧めします。

・タグチメソッド(品質工学)入門セミナー 1月29日(金),30日(土), 2月27日(土)0900〜1700 倉敷商工会議所

 。今年で15回目、恒例のセミナーです。どうしたら皆様に使ってもらえるかを考えて、この一年議論して きました。その成果の新テキスト、実験も落下傘からダーツに変えて、新構想でのセミナーです。現場実施には相談相手は 必要ですので複数人で参加されるのがベストです。受講料40,000円。

・技術交流会 11/25 参加者12名
 今年の村川技術奨励賞受賞者の岡山大学・松浦健二 准教授に「シロアリの卵運搬本能を利用した画期的駆除技術」 についてお話を伺った。先生は昆虫生態学研究がご専門で、シロアリの社会行動を研究している中で、シロアリの卵認識ホルモンを発見、 殺虫剤を含む擬似卵に塗り、アリがこれを巣の生殖中枢に運び、全滅させることを提案。現在3社と実用化中で2,3年後には市販 されそう。倉敷市南部はシロアリの好む砂地地帯であり、成果が待たれる。建築家の楢村さんも参加され、シロアリ談議に花が咲いた。

・今だからこそセミナー(経営革新セミナー)11/26 参加者64名。
 講師は宮本嘉男氏(潟Wェムコ日本経営 )。聴講無料は威力で大勢の参加があった。話は自動車部品メーカーの 実施話だが、6割は達成できたではなく、方針とプロセスはこうやったという経過説明。得る処はあったが、やや具体性に欠ける。次は コンサルタントを雇いなさいとなるのだが、もう一歩踏み込んで、数字をちらつかせた方がよかった。

・山技振サロン 11/20 参加者12名。
 今回はゲストに社会保険労務士の山口哲司さん他2名を迎えて、雇用問題について有益なアドバイスをいただいた。 勤務時間、残業、健康管理、契約書など質問は尽きず、久し振りに8時を超えた。解説書の余が事務所にありますので、ご希望の人は 言ってください。

・第5回「村川技術奨励賞」募集を11月から始めます。
 例年のように第5回「村川技術奨励賞」の募集を11月から開始します。締め切りは来年1月末です。 科学、技術、産業の発展に資するものを皆様奮ってご応募ください。詳細は事務局に問い合わせるか、当会のホームページの 「村川技術奨励賞」の項をご覧ください。前回までの一覧もあります。賞金一件60万円、3件。

・研究開発費はお賽銭か? その心は
 「効果には疑問だが、なければ気にかかる」(ある化学企業の担当者)。事業仕分けで科学予算を削られ、 ノーベル賞の野依さんらがかんかんだ「歴史という法廷に立つ覚悟があるのか」。議論は予算の多い、少ないを論じているときりが無く、 有効に使うことこそ肝要だ。野依語録に「日本の学卒の実力は幕下だ」があつた。こんな人に金だけ与えて何ができる。これが真なら 大学は「現在の法廷にどの面下げて立つのか」と問いたい。ホウ素化学のノーベル賞受賞者H.C.ブラウン「金が無いと言うのは、 自分に知恵がないと言うことだ」。  

 12/29〜1/3を年末年始のお休みにします。
皆様よいお年をお迎えください。

sangisin@optic.or.jp