2010年5月1日 発信


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2010.02(May. 2010)
・第65回通常総会 5月26日(水)、15時より倉敷国際ホテル
総会は会員による 議決が必要ですので、是非ご出席ください(欠席の時は委任状、代理出席を)。講演会、懇親会は最適な産学官連携、交流の場ですので、 大勢お誘いの上ご参加ください。 

 5月26日(水)、15時より 倉敷国際ホテルで開催。
 1500〜 総会(21年度事業と決算審議、 22年度計画と予算審議)
 1600〜 第5回村川技術奨励賞 授与 (3件)

 1630〜 講演会「電気事業の現状について」
講師 藤井正人氏(中国電力梶@倉敷営業所 所長)
環境問題から最近は太陽光発電や風力発電など 民間で発電した余剰電力は高価で電力会社が買い取っている。電力会社としても発電方法は石油、石炭、原子力、バイオマス など多様であり、量と質の雑多な電力を如何に安定・良質電力として配電するかが問題である。各種発電量の動向、安定配電技術などについて お聞きする。

 1740〜 講師、受賞者などを囲んで、恒例の交流懇親会を行います。
  参加費 講演会・交流会 合計5,000円。片方のみ3,000円、非会員+1,000円。

・山技振サロン 5月21日(金)1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 総会直前のサロンです。具体的な事業計画(工場見学、技術交流会、セミナーなど)の提案をお願いします。 面白い話何でも大歓迎ですので、大勢ご参加ください。参加費1,000円。

・工場見学会 JFEテクノリサーチ梶@倉敷分析・材料事業部 参加15名
 会社全体として1600人、倉敷は300人。仕事はJFE以外40%(倉敷は10%)。升田事業部長の挨拶、全体のビデオ 説明に続いて、材料物性部と分析センターをバスで見学した。材料物性部は高級機器による分析室で普通の化学企業の分析室と変わらないが、 現場に直結した分析センターは溶けた鉄の試料を採取、パイプ空送、切断、研磨、分析を実施し、短時間で結果を現場に返送する様子は 緊迫感に溢れ、製鉄の品質管理の素晴らしさが実感できた。外部からの依頼は全社的に最適、最短時間で応ずる体制ができている。自社で 解決困難な問題については何でも一度相談してみては如何。内容は下記 http://www.jfe-tec.co.jp。

・特許相談会 4/16 参加3件
 担当は森 弁理士の予定が、木村厚 弁理士に代わった。木村弁理士の専門は機械技術ですが、企業現場と特許事務所の 経験があり、今春森特許事務所に所属されました。

・山技振サロン 4/16 参加6名。
 総会の打ち合わせ。環境で、経済が活性化すると云う議論に疑問あり。環境は大切だが、これでは飯は食えない。 いかに経済的にうまく環境適応するかである。王道の成長路線をしっかり考えましょう。

・品質工学フォーラム 4/17 参加5名。
 今年のセミナーは講義も実験も全て新しくしたので、種々の反省、改良点があった。実験の大西さんが東京に転勤になり、 この後をいかに受け継ぎ、完成させるかの議論がなされた。

・平成22年度文部科学省創意工夫功労者、岡山県工業技術開発 功労者の表彰式 4/23 テクノサポート岡山。
 文部科学大臣表彰 当会推薦者(4件6名)の中から3件5名が表彰された。岡山県としては県全体で7件10名。
・藤原 正(JFEスチール叶シ日本製鉄所) 「垂直圧延機ロール自動吊り具の考案」
・堤 知昭、前田和彦、田村安希夫(JFEスチール叶シ日本製鉄所)「機械による高炉羽口引き抜き 作業方法の考案」
・深見淳次(潟Nラレ岡山事業所)「繊維捲き付き検出方法の改善」。

岡山県知事表彰は 岡本 茂(ナカシマプロペラ梶j「船舶用サイドスラスタの開発」、当会推薦は本件のみで、岡山県全体で 6件8名。

 表彰者の皆さんおめでとうございました。今年も詳細が決まり次第お知らせしますので振るって推薦してください。 6月から始まり、8月末が締め切り。

・面白くない研究結果を発表する事は無駄なことか。
 4月は各学会の年会があり、一年の総決算としての発表に期待を抱いたものだ。しかし、期待したテーマの結果はなく、 次の大風呂敷を広げて、乞うご期待となる。そこで、「学者の計画は映画の予告編だ。期待ばかりで、内容はない」と悪口を言ったものだ。 しかし、期待されたのはそれなりの希望があったからで、その結果をうやむやにしておくと、同じことが繰り返され、大きな無駄になるの ではないか。失敗実験を明確に述べることは勇気がいるが大切であると思うが如何。幾度も聞かされたマイクロリアクターは数年前岡山県 でも話題になり、夢が語られ、かなりの公費が注ぎ込まれた。未だに企業ができた、儲かったという話を聞かない。  

sangisin@optic.or.jp