2010年10月1日 発信


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2010.07(Oct. 2010)
・工場見学会予告 10月26日(火)1400〜1630 
  潟tジワラテクノアート 岡山市北区富吉2827-3 (岡山空港の南)

 潟tジワラテクノアートは昭和8年創業、技術と感性で日本の醸造食品の文化を支えてきた醸造用機械の トップメーカーです。かねてから希望していたのですが、この度OKをいただきました。ものづくりの実際と精神を 勉強したいと思います。詳しくは http://www.fujiwara-jp.com をご覧ください。 参加費3,000円。

・特許相談会(無料)10月15日(金)1000〜1630 山陽技術振興会事務所

 担当は木村 厚 弁理士です。ご専門は機械技術全般ですが、他分野についても相談できますので、 気楽にご来場ください。できれば予約していただくと、効率的です。

・山技振サロン 10月15日(金)1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 実りの秋に相応しい事業企画を議論しましょう。 参加費1,000円。

・品質工学フォーラム 10月16日(土)1300〜1630 山陽技術振興会事務所

 来年の入門セミナーは平成23年1月28〜29日、2月19日です。そろそろ準備にかかりたいと思い、(実習課題と 解析手法)の構想について議論します。
この度セミナーの講師田中、堀野さんの共著で品質工学の大著書が発行されることになりました。 内容を聞き、大いに期待します。その他何でもご意見をお持ちよりください。 参加費1,000円。

・技術交流会 9/29 参加者15名
「単層カーボンナノチューブ(SWCNT)/高分子 複合体
  内田哲也氏 (岡山大学大学院 機能分子科学)
・内田さんが長年研究してこられた複合材料の総括をしていただいた。内田さんはご専門の電子顕微鏡による超微細 観察を駆使して、単層カーボンナノチューブをポリアクリルニトリルに分散、繊維化した結果を説明。分散状態がかなりわかり、一本 ではなく、10本以上が束になって分散しており、引っ張り強さは約倍に上がった。カーボンナノチューブの物性が明らかに なりつつあるが、理想値とのへだだりは大で、今後の飛躍を期待したい。久し振りに学問的雰囲気の交流会だった。

・山技振サロン 9/17 参加者5名
・久し振りのサロン。片山さん欠席でアイパットの実演は次回に。下期の計画について議論し、工場見学会、技術交流会 の候補をあげ議論し、相手方との交渉を開始することにした。

・秋(11月)の県内大学の研究成果発表会
岡山大学 11/5 岡大内 創立50周年記念館。
岡山理科大 11/24 ホテルプラザ  一年間の 成果を纏めて発表する場ですので参加し、研究者と直接話し合ってみてください。詳しくは大学のHPをご覧ください。

・「小学校で教える円周率は3」は本当の話か
数年前、円周率は3.14でなく,3と教えている。それが今度3.14に修正されたとマスコミで報道され、 当たり前だと安心した記憶がある。真実は全くでたらめであることを山陽新聞の9/16の投書「ちまた」で知ってあきれた。 投書者は教員で「円周率の3.14は覚えなくてよいとか、3でよいとか言ったことは一度もない。現行の指導要領の趣旨は、 円周率は3.14ときちんと指導した上で、目的に応じて3も使えるようにしている。(例えば概算や暗算の時)」。当たり前であるが この教員の心配はこの簡単な暗算のやり方まで否定されたことである。何と言う石部金吉であろう。文部科学大臣の川端さん、今度の 高木さんは何れも理系出身者である。シャンとしてもらわないと、日本の科学・技術は潰れてしまう。   

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