2012年5月1日 発信


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2012.02(May. 2012)
・第67回通常総会開催 5月22日(火) 15時より倉敷国際ホテル

1500より 倉敷国際ホテルで開催。総会(23年度事業と決算審議、24年度計画と予算審議、役員改選、 定款改訂)。
1610より 第7回村川技術奨励賞授与。

1630より 講演会 「コンビナート保安事故と安全文化・教育」
 講師 岡山大学 鈴木和彦教授(岡山大学 大学院自然科学研究科 高度システム安全学研究室)
  工場操業では 安全第一であると言われ続けているが、福島原子力発電事故以来、不安全と考えられる事故が後を絶たない。 長年安全学に取り組まれ、コンビナートの実情にも詳しい鈴木教授に安全を総括していただき、将来の展望、 発展に役立てていただきたい。
1740より 講師、受賞者を交えて、恒例の交流懇親会を行います。皆様ふるってご参加ください。
参加費は5,000円、講演会、 懇親会何れか一方のみは3,000円。

・工場見学会予定 7月4日(水)1400〜1630 倉敷ボーリング機工
浅口市 鴨方町地頭上江花329-2 Tel.0865-44-6312

倉敷ボーリング機工鰍ヘ昨年第6回村川技術奨励賞を受賞された会社です。主製品は抄紙機ロールで、製紙用の ロールを製造しており、平滑、表面性質、耐腐食性などの要求に応えて、各種の表面加工技術を駆使しています。昨年の受賞技術は 表面加工に溶射技術(金属ガスによる表面加工)を使う時の工夫でした。先端技術と企業の意気込みが体験できると思います。 

・技術交流会 「恋するオスが進化する〜メスとオスの対立と行動学と害虫退治」
  宮竹貴久 教授 岡山大学大学院環境学研究科  4/26 参加16名
宮竹教授の本も面白かったが、話は一層面白く、生物は如何に子孫を残すために涙ぐましい努力をしている かがわかり、それを巧みに利用して駆除をする人間の知恵も立派。放射線により個体の遺伝子が少し傷つけられたぐらいで、 進化が起こるなどは難しいことも、ぼんやりと理解できた。宮竹教授の話を聞きながら、最近大学の学部の人気に生物系が 伸びていることは分かったが、これで飯を食うとなると難しい、逆に工学部はわくわくする興味に欠けるのが人気の出ない 原因だが、飯の種はいくらでもある。 

・品質工学フォーラム 4/21 参加4名
 クラレ岡山出前セミナーの総括。直前の梶谷さんの外遊の話題に花が咲いた。

・文部科学大臣表彰・岡山県知事表彰 4/20 テクノサポート岡山 
 ・文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)8件10人を表彰。当会から3件4名が受賞、推薦は5件6名だったので、 成績は良好だった。この調子で今年も努力しましょう。受賞者の話を聞くと、各社とも保全部門に関係した人が多かった。
・岡山県知事表彰(岡山県工業技術開発功労者表彰) 2件2名、今年は少なかったが、当会からの推薦なし。
・今年も6月から募集が始まりますので、皆さん準備してください。

・「Be gentleman!」 
 ・「少年よ大志を抱け!」のクラーク博士が、札幌農学校に赴任して最初にやったことは、それまでの 校則を全て廃止してただ一つ「紳士たれ!」とした。今でも教育の基本はこれであると思う。自律の精神だ。紳士とは何か、 分からない人は徹底的に考えればよい。ここから新渡戸稲造、内村鑑三などが育った。「少年よ大志を抱け!」はクラークが 札幌を去る時、駅頭で見送りの学生に言ったことばである。

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