2013年2月1日 発信


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2012.11(Feb.2013)
・技術交流会  2月19日(火)1800〜2030 クラレ労働組合本部会館
   「水中衝撃波を利用した金属材料の成型技術とその応用」
可児弘毅 岡山大学名誉教授

 可児先生は岡大時代からこの技術の専門家であった。昨年8月山陽新聞に、金属部品加工の池田精工(岡山県鏡野町)と共同で、 チタン義歯床を安定生産することに成功した記事が載った。一つ一つの義歯床を正確、簡単に作れる技術は面白いし、応用範囲も 広いと考え、講演依頼をした。開発の苦労話から将来展望をじっくりお聞きしたい。参加費3,000円。

・山技振サロン 2月15日(金)1800〜2000 山陽技術振興会事務所

 来期計画の時です。面白い企画をお持ちより下さい。参加費1,000円。

・山技振サロン 1/18 参加 7名
・葛g田組の吉田会長が専門の土木技術とエコ住宅への期待を加えた新宅を見学のため、 倉敷市粒江にお伺いし、じっくりと効能、効果を拝見した。床暖房の効果は素晴らしくて快適、苦労話を拝聴した。 夏の冷房時の効果も実感したい気持ちになった。接待をいただいたご家族に感謝して解散した。

・品質工学フォーラム 1/19 参加 6名
・入門セミナー募集の締め切りは1/16だったが、希望は1名で、開催は困難と判断し、残念だが18回続いたセミナーはここで 打ち切りとした。講師やスタッフは意欲があるのに、参加者の希望がないのは如何ともし難い。自分から困難な問題を解決したい意欲が 少なくなったことは残念。個別企業で、具体案について訓練と実施ができるようなことを考えたい。

・第8回「村川技術奨励賞」募集に申請は7件。
 例年のように第8回「村川技術奨励賞」の募集、応募は7件(昨年は8件)。3月の審査会で 3件の授賞を決める。

・「山陽技術雑誌」の会員各社の広告募集
 例年のように会員各社の広告を募集しますのでよろしくお願いします。「山陽技術雑誌」は毎年4月末に発刊。 350部は当会会員及び当会と雑誌などの交換がある企業、各種研究所、大学、国会図書館など約100所に発送。

・「体罰は絶対に無くさなければならない」か 
 大阪の高校で体罰による自殺者が出た。官、民、マスコミ挙げて体罰絶対反対の一色だ。 元巨人の桑田真澄さんが、「自分も体罰を受けたが良いこととは決して思わない。練習中の水飲み禁止は苦しく、便器の水を飲んだ」と言う。 しかし、水飲み禁止は当時の医学のお粗末で、体罰ではない。昭和33年に松本清張は「遭難」を書いた。殺人を目的として山に誘い、一見 親切なように、しんどいと言えば休憩を頻繁にやり、自分の水筒の水まで与えて体力を消耗させ、遭難に見せかけて殺すのだ。 当時の医学常識として水飲みは体力消耗と言われていた。マラソンでも同じだった。 今は熱中症予防で水はしっかり飲めと言う。愛知の駅伝有名高校は今まで通り(体罰を含む)の教育を続けると言う。要は双方に自律と覚悟があれば それでよいと思う。初めから規制ばかりの統一は如何なものか。 昔から「獅子は子供を谷に蹴落とし、這い上がってきたのを育てる」と言い、「かわいい子には旅をさせよ」と言うが、これは体罰であろうか。

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