2014年2月1日 発信


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2013.11(Feb.2014)
・山技振サロン 2月21日(金) 1800〜2000 山陽技術振興会事務所

新年度の計画、予算などを企画する時期になりました。建設的な意見をお持ちより下さい。 参加費 1,000円。 

・技術交流会 「消された古代吉備の歴史ーー吉備津神社の謎」 1/22 参加 20人
新年なので、岡山の歴史の話をお願いした。 志野敏夫 教授( 岡山理科大学 総合情報学部)。桃太郎の物語は 吉備津彦の鬼(温羅 ウラ)退治の歴史に元がある。しかし、記紀を読むと両者には違いがあり、なぜ違ったのかを考えると、大和王朝は 吉備(国王は温羅)をかなり理不尽に征服したのではないかと考えられ、その祟りを恐れ、霊を鎮めるのが吉備津神社であり、 お釜殿であろう。吉備の国の繁栄は古代には素晴らしく、最も古い米が出土したのは岡山市、造山古墳は当時日本最古、 最大の前方後円墳であった。さらに、スサノウノ尊の母親は吉備の人であった。古代のロマンは何時までも続き、楽しい交流会だった。

・山技振サロン 1/17 参加 7人
新年初のサロンのため7名集まった。環境問題が取り上げられ、潟Gヌ・エス・ピイのバイオマス・メタンガス発生 について。原料を微細化すると速度と効率が上がるという。理論的には納得できるが、それなら現行プロセスに粉砕機を付けて見ればよく、 自分で全行程をやるのは考えものだ。川や海の問題が話題になり、きれいになったが生物は棲めなくなった話が多く、昔はカキの栄養は 人糞を直接ぶちまけていた話はよく聞いた。これに帰れとは言わないが、「水清くして、魚棲まず」では何にもならない。環境問題を 考える時に昔のことを思い出してみることだ。要は人も魚も気持ちよく棲めることこそ大切。

・理事会 3/25、総会 5/23 の日時決定。出席をお願いします。
詳細は後ほど記載し、案内状を出すが、関係者は出席をお願いする。
 理事会 3月25日 1730より 倉敷商工会議所 1F会議室。平成26年度の計画と予算。平成25年度の概要説明。終わって 懇親会1630より。
総会 5月23日 1530より 倉敷国際ホテル。総会、村川技術奨励賞、講演会、懇親会。

・第9回「村川技術奨励賞」申請書 5件
 1/31の朝時点で、5件の申請があった。例年のように3月の審査会で3件の授賞を決め、5月の総会で授賞式を行う。 賞金は1件60万円。

・「山陽技術雑誌」へ会員各社の広告募集
  雑誌は会員各社の広告を募集しますのでよろしくお願いします。「山陽技術雑誌」 は毎年4月末に発刊。350部は当会会員及び当会と雑誌などの交換がある企業、各種研究所、大学、国会図書館など約100所に発送します。

・米化学大手の経営方針の変革、一方ドイツは?
 最近の米国化学企業のBig2のダウは自社の祖業の塩素事業より撤退、デュポンは世界最強の酸化チタン事業、高機能性材料の ビニルアセテート事業を売却。何れもこれらは現在儲かっているが、新成長分野(非景気循環型、サイエンスカンパニー型)への速度を 早める為の事業整理である。現在儲かっていれば、それを存続する日本企業に比較して大胆な経営だと感心していたら、ドイツのBASF の記事が目についた。BASFは売上でダウの2倍、その事業範囲は石油、天然ガスから機能性素材までを網羅し、この10年で売上・利益ともに2.4倍に成長 した大企業だ。彼の方針は「すべてを手がけるからこそ付加価値を提供できるのだ」。さて、日本企業はいずれの道を選ぶべきか。今こそ 考える時期である。  。

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