2014年10月1日 発信


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2014.07(Oct.2014)
・工場見学会 10月24日(金) 1400〜1630
  旭化成ケミカルズ梶@水島製造所 B地区工場 (086-458-2008)

 今年の総会で、旭化成ケミカルズ梶@水島製造所の佐藤所長に旭化成のお話をしていただいた。水島製造所 は水島コンビナートの中で、三菱化学と共に両雄である。三菱は3年前に見学したので、今度は旭化成を10年ぶりに見学することにした。 素材化学品は円安、後進国の追い上げで厳しい経営が続いている中で如何に独自性を生かしていくかが問題であり、旭化成は 各種の革新技術を生み出している現場を拝見する。当会が実施している人材育成講座でもAOA(旭オペレーションアカデミー)で、設備管理の 実習を行っているので、併せて見学したい。 参加費 3,000円。 

・山技振サロン10月17日(金) 1800〜2000 山技振事務所 

 実りの秋になりました。元気の出る計画を考えましょう。参加費 1,000円。 

・技術交流会 「地盤の地質と地震災害 ー軟弱地盤の地質・厚さと地盤振動ー」
岡山大学  鈴木茂之教授 (大学院自然科学研究科 理学系) 9/26 参加17人
・岡大 鈴木茂之 教授による地質と地震災害の話。岡山は災害の少ない所だ。一番危ない地震にしても、活断層は少ないので 直下型はなく、離れた所で起きた地震の揺れの影響が一番心配。特に南部はほとんどが大河で運ばれた土砂の積層地帯に位置し、軟弱地盤である。 ここに地震波がくると共鳴が起こり、増幅される。結果として木造家屋の倒壊、電線、水道管、ガス管などの破壊の危険が大きくなる。 被害は家の耐震性だけでなく、建っている地盤の影響が大であることがよくわかった。国や地方自治体がこれらの測定整理をおこなっておるので、 自分の棲んでいる地域の地盤の状況を一度確かめておくことが大切であろう。

・山技振サロン 9/19 参加6人
・技術の話題よりも、最近のニュース スコットランド独立否決、朝日新聞のお粗末。スコットランドは合併の 経緯はあるにしても、小さい単位で国が成り立つものなのか。朝日新聞には、理研の技術者倫理を言う前に、報道の倫理を徹底的に 教育してほしい。そのためには上部組織の総入れ替えしかないなど、意見は大変厳しかった。

・清水の次郎長はいい男 
最近の対隣国関係は穏やかでない。靖国神社に参れば軍国主義復活と言い、従軍慰安婦の真相調査をしようとすれば、 歴史を知らないと罵る。こんな時に次郎長の話2題。
・ 明治元年8月、幕府と新政府軍は全国で内戦中。幕府の咸臨丸は清水港で官軍により 砲撃、乗っ取られ、副艦長以下7名は無抵抗のまま斬殺、海に投棄された。賊軍(幕府)に加担する者は断罪の布告が出ており、皆放置。 次郎長は7人を引き揚げ、向島の松の根元に手厚く葬った。曰く「死ねば仏だ。仏に官軍も賊軍もあるものか」。これで山岡鉄舟と縁ができた。
・ 鉄舟が聞いた「次郎長親分のために死ぬる子分が何人いるか」。次郎長曰く「一人もおりません。しかし私は常に子分のために死ぬ覚悟です」。 

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