2015年3月1日 発信

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2014.12(Mar.2015)
・山技振サロン 3月20日(金)  1800〜2000 当会事務所
来期計画が纏めの時期になりました。大いに夢のある事業を語りましょう。参加費1,000円。

・2015年の当会日程
・理事会 3月26日(木)2014年度の総括と2015年度計画、その他 1730より 倉敷商工会議所 
・第70回総会 5月21日(木) 総会と村川技術奨励賞 1500より 倉敷国際ホテル
記念講演は現在、日本のバイオマス関連で最も先導的で、実績もある真庭市の銘建工業梶@中島浩一郎社長

・工場見学会 山陽電研梶@(三栄鉄鋼梶j 2/23 参加7人
・ドタキャン多発で7人になった。こんな時に限って大変興味ある企業だった。松尾社長、栄谷会長が共に出席され、 終始ゆったりと対応していただいた。山陽電研鰍ヘ完全な受注生産の企業であり、手作りである。それで60年以上 発展を続けてきたのは確かな技術、創業以来培われた顧客との長年の信頼感であろう。設計室から 組み立て現場を見学したが、細かい配慮が行き渡っていた。ほぼ隣接した三栄鉄鋼鰍ヘ板金部門で、切断、溶接などが てきぱきと実施されていた。従業員の定着率が極めてよいのは、決して給料ではなく、やりがいのある仕事と楽しく働ける 企業風土であると言われた松尾社長の言が実感できた。

・山技振サロン 2/20 参加3人
・先週岡山理科大のOUS技術セミナーで石油代替燃料の話があった。原子力、太陽光、風力などの議論と BDFの話もあり、京都市ではまだやっているとのことで、本当にペイしているのか文献を読んでみることにした。 会員の減少が続き、新会員を募らねばの議論と、技術交流会、工場見学会の候補を挙げ議論した。

・第10回「村川技術奨励賞」募集を11月より始め、1/30で5件の申請を受け取った。
 第10回「村川技術奨励賞」申請書は1/30現在で5件受取。昨年は7件。3月11日に審査を行い、 今年の受章者を決める。

・日本の化学企業はなぜ利益率が低いのか?
 化学工業日報に気になる記事が出ていた。「日本の化学企業は外国に比して何故利益率が低いのか」、「製品の 売値が安いからだ」。「なぜ売値が安いのか」、「みんなが同じものを作って売っているからだ」。当たり前のよ うであるが、本当かな?。30年も前、高分子同友会で欧米の企業を次世代戦略をテーマに訪問した。最後にAKZOで、 「わが社が最後と聞いたので、今までの総括をしてあげます」と言ってどこの会社も同じことを言ったでしょうと 大笑いになった。正直、世界中同じことを言った。では何故日本企業がだめなのか。信越化学を見ればよい。信越も 石油化学をやっているが、塩ビに特化して世界一、利益率も抜群。方向は正しいとしても、その中での選択が 死命を制するのだ。選択の鍵は技術革新であると考える。

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