2016年11月1日 発信

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2016.08(Nov.2016)
・山陽技術振興会創立70周年記念式開催 11月30日(水)1500〜1900倉敷国際ホテル
 1500〜 記念講演会「クラレ事業の変遷と研究開発への思い」潟Nラレ社長 伊藤正明氏
 1615〜 記念式:会長挨拶、来賓祝辞、山陽技術賞授与(3件17名)、山陽技術功労賞(2件2名)、受賞者謝辞、写真撮影など、山陽技術雑誌Vol.64 創立70周年記念特別号発行
 1700〜祝賀懇親会 参加費5,000円(講演会のみは3,000円) [会員外の参加も歓迎!]

・山技振サロン11月18日(金)1800〜2000山技振事務所
 @70周年記念事業、A総会講演会講師選定、B年末年初計画、C村川技術奨励賞・難波敢技術奨励賞。参加費1,000円

・「村川技術奨励賞」、「難波敢技術奨励賞」の募集開始
 例年通り第12回「村川技術奨励賞」と第1回「難波敢賞」の募集を11月から開始する。締め切りは来年の1月末。科学、技術、産業の発展に資するものを奮って応募して下さい。詳細は当会に問い合わせるか、当会ホームページの 「村川技術奨励賞」「難波敢賞」の項を参照。最近の受賞一覧も掲載。賞金はどちらも1件30万円[今回変更]。

・「山陽技術雑誌Vol.65」原稿募集開始、及び広告募集
 例年通り原稿を募集する。雑誌は会員相互の情報誌ですから、報文、紹介文、エッセイ何でも結構です。締切りは1月末。各社広告も募集しますのでよろしく(創立70周年記念誌に引き続きご負担を掛けます)。「山陽技術雑誌」は毎年4月末発刊、350部は当会会員及び当会と雑誌交換がある企業・研究所・大学・国会図書館など100ヶ所に発送する。

・岡山理科大学、岡山大学の恒例の成果発表会。[同日・同時刻!]
  岡山理科大学「OUSフォーラム2016」11/11(金),13:00〜18:00岡山プラザホテル 岡山大学「知恵の見本市2016」11/11(金),13:00〜17:00 岡山大学創立五十周年記念館 詳細は大学HPをご覧ください。大学がどんな研究をしているのか覗いてみてください。

・施設見学会「岡山県生物科学研究所」10/20 参加9名
 創立20周年の研究所を見学した。故長野知事の吉備高原都市に賭けた夢の一部が実現しようとしている場所である。白石所長の挨拶のあと二人の専門研究員(畑中、向原)が夢のあるご自分の研究紹介をしてくれた。

・山技振サロン 10/28 参加8名 当会事務所
  70周年記念事業、村川技術奨励賞・難波敢技術奨励賞、忘年会、山技振だより等意見交換

・世界的に農業への関心が強い。それが世界の化学業界の再編にも直結している。
 日本では、小泉進次郎・自民党農林部会長の農業改革(日本は農業生産資材が高すぎる!韓国の3倍!)が注目を浴びている。世界の農薬・種子業界は、これまで「ビッグ6」と呼ばれる6大メーカーが支配してきた。米デュポンと米ダウ・ケミカルが経営統合し、スイスのシンジェンタは中国化工集団に買収され、このほど農薬世界2位の独バイエルが遺伝子組換種子の最大手米モンサントを660億ドル(6兆8000億円)で買収することになった。合算売上高は270億ドルと農薬・種子業界の圧倒的首位になる。これで「ビッグ3」になった。農薬・種子などの農業分野の売り上げは3社とも1兆円を軽く超える。売り上げ規模では、@バイエル+モンサント=144億ドル、A中国化工集団+シンジェンタ=105億ドル+α、Bデュポン+ダウケミカル=80億ドル、CBASF=65億ドル、・・・・・日本は、住友化学20億ドル、クミアイ化学6億ドル、日本農薬6億ドル、三井化学アグロ5億ドル、などである。日本の農薬メーカーは世界で勝ち残れるか? 負け残れるか? 前に立ちはだかる「ビッグ3」、後ろからは「進次郎改革」が迫る。座したままでは前門の虎と後門の狼に食われてしまう。化学業界も技術競争よりも勝つための戦略優先の時代になった?![kajix]

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