2017年12月1日 発信

Tel.(086)422-6655/Fax.(086)422-6656
sangisin@optic.or.jp
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2017.09(Dec.2017)
・[お願い]:山技振でも徐々にメールによる情報配信を増やして行きます。
 山技振会員(または窓口)の<メールアドレス>を教えて下さい。[sangisin@optic.or.jp]
・[新サービス]:競争的資金・補助金等の情報をご希望の企業・個人に適宜提供します。
 送付先メールアドレスをお知らせ下さい。[送信先:sangisin@optic.or.jp]
・山技振サロン年末大交流会 一年の語り収めです。今年もいろいろありました! 
  日時:12月5日(火)1830〜2030、場所:和食よこ田、会費:5,000円、住所:〒710-0056倉敷市鶴形1丁目4-4倉敷デパート111号、TEL 086-486-4996、倉敷駅徒歩5分
・「村川・難波技術奨励賞」募集
 第13回「村川技術奨励賞」と第2回「難波技術奨励賞」の募集を11月から開始。締切は1月末。科学、技術、産業の発展に資するものを奮って応募下さい。詳細は当会に問い合わせるか、ホームページを参照。賞金は1件30万円。
・「山陽技術雑誌Vol.66」原稿募集中、および広告募集中
 本誌は技術雑誌と同時に会員相互の情報誌です。報文、紹介文、エッセイ何でも結構です。締切は3月末、広告も募集。当雑誌は毎年4月末発刊、製本350部は当会会員・広告主及び当会と雑誌交換のある企業・研究所・大学・国会図書館等100ヶ所に発送する。
・岡山大学「知恵の見本市2017」12/1(金),13:00〜17:00 岡山大学創立五十周年記念館
 詳細は大学HP参照。大学がどんな研究をしているのか覗いてみてください。
・児童生徒科学研究発表会12月3日(日)9:20〜 於岡山理大 山技振会長賞を3人に渡す。
・岡山県児童生徒発明くふう展   
 11/13審査委員会、12/8表彰式。2017岡山県未来の科学の夢絵画展:11/13審査委員会、12/8表彰式。主催は岡山県、(一社)岡山県発明協会。
・ロボカップジュニア2017岡山ブロック大会12/24(日)9:30〜ライフパーク倉敷 山技振会長賞2名
・当会の年末年始のお休みは12/29〜1/3とします。 皆様良いお年をお迎えください。
・H29年度第2回理事会11月16日(木)1800〜2000於倉敷商工会議所
 池上会長体調不良のため梶谷事務局長が代行して理事会を進行・承認。出席理事14/28、幹事2/2で成立。
事業・予算執行状況中間報告、(2)定款一部改定の件[理事会開催条項追加]、(3)懇親会
・山技振サロン(兼企画委員会)11月24日(金)1800〜2000山技振事務所。出席者5名。
  @総会講演講師選定、B年末年初計画、C村川・難波技術奨励賞、ほか、参加費1,000円
・H29第3回技術交流会11月30日(木)1800〜2030於クラレ労働組合本部会館 「地球温暖化現象に関する化学的『小考察』」三宅雅((公財)大原記念倉敷中央医療機構)
 巷間伝えられる“地球温暖化論”に対し疑問を呈する論文を山陽技術雑誌Vol.65 に寄稿頂いた。この“異説”を分かり易くかつ大胆に解説して頂いた。出席者7名。
モンゴル農業視察
 11月8日からモンゴルの首都ウランバートルを訪問した。飛行機がモンゴル上空に差しかかった機窓からの風景は一面の銀世界で、滞在中も夜は零下20度であった。来年6月まで大地は凍土と化す。小麦、馬鈴薯、菜種、蕎麦、野菜などの農作物が作れるのは、雪解けから根雪までの5カ月間である。世界史上、最も広大な領土を支配した成吉思汗は、今もこの国の英雄で銅像が街中に建ち、高額紙幣はすべて成吉思汗の肖像である。主産業は牧畜と鉱業(金、銀、銅、モリブデン、石炭)で、牧畜は季節毎に放牧地と住居を移動する遊牧方式、主な家畜は羊、山羊、牛、馬、駱駝である。年間降水量が100〜300mmという気候条件から農業の最大制約条件は水である。ロシアのバイカル湖に流入する三大河川には昔ロシアが建設した灌漑設備があるが老朽化している。農業機械の不足、低品質の種子も相まって農業生産性は低く、技術援助の余地は大きい。街中を走る車はトヨタが多く、特にプリウス(中古車輸出)の人気が高い由である。モンゴルは、大相撲の歴代外国人力士輩出NO.1(幕内力士32名)の国で、現役横綱4名中3名がモンゴル出身である。駐日モンゴル国大使館員の解説によると、モンゴル国民の多くは歴史的に遊牧民であり、互いに近寄りすぎると家畜の餌となる草がなくなることを知っており、お互いの空間を尊重し、人のことにはあまり入り込まない。遊牧生活ではすべての決断を自分でしなければならないので完全な個人主義である。自分の空間に入ってきた悪意のない人が困っていれば助けるが、見返りを求めず、恩を売らない。当たり前のことをしたのに感謝されると失礼と感じ、逆に怒る。謝ることも恨むことも左程せず、謝っても延々と謝ることはなく、相手の過ちも大目に見る。広大な土地に家族だけで住む遊牧民と地域に根ざした村社会で力を合わせて生きる農耕民族とは大きな違いがある。今日会っても明日は会わない遊牧民には「建前」も理解出来ない。モンゴルには独特の「言霊文化」があり、言葉にすると神が聞いて邪魔をすると考えられており、思っても口に出さない。朝青龍事件や日馬富士事件も文化の違いに配慮する必要があろう。[kajix]

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