2018年12月1日 発信

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2018.9(Dec.2018)
・[お願い]:山技振でもメールによる情報配信を増やして行きます。 就きましては、御社の山技振会員(代表者)の氏名、連絡先、メルアドを連絡下さい。[sangisin@optic.or.jp]
・[新サービス]:競争的資金・補助金情報提供希望メルアドを連絡下さい。[同上]
・「村川・難波技術奨励賞」募集開始
 例年通り第14回「村川技術奨励賞」と第3回「難波技術奨励賞」の募集を11月から開始、締切は1月末。科学、技術、産業の発展に資する成果を応募するよう周囲の方にPRして下さい。詳細は当会に問い合わせるか、当会ホームページの 「技術奨励賞」の項を参照。最近の受賞一覧も掲載。賞金はどちらも1件30万円。
・「山陽技術雑誌Vol.67」原稿募集中、広告募集中
 例年通り原稿募集。本誌は技術雑誌であると同時に会員相互の情報交換誌で、論文、紹介文、エッセイ、すべて結構です。締切は1月末。各社広告も募集中。「山陽技術雑誌」は毎年4月350部発行、当会会員・広告主および当会と雑誌交換がある企業・研究所・大学・国会図書館など100ヶ所に発送。 
・岡山県児童生徒科学研究発表会・表彰式12月2日(日) 9:20〜於岡理大
 山技振会長賞4名。
・岡山県児童生徒発明工夫展・科学の夢絵画展 12/7(金)表彰式(岡山県生涯学習センター)
 山技振会長賞を2人に渡す予定。
・山技振サロン年末大交流会 日時:12月6日(木) 1830〜2030 場所:炉ばた焼 佑明次(倉敷市鶴形1-4-2 086-424-1770) 会費5,000円
 今年も色々ありました。倉敷は7月豪雨災害で全国に報道され、観光客が激減、復興もまだまだですが、元気を出しましょう!
・岡山県児童生徒発明工夫展・科学の夢絵画展 11/13(火)審査会(於岡山県発明協会)、
・岡山理科大成果発表会「OUSフォーラム2018」11/26(月),13:00〜18:00於岡山プラザホテル。
 大変充実したフォーラムだった。特別記念講演(国立情報学研究所 山田教授の「人工知能の可能性」)、今治に新設した話題の獣医学部の吉川学部長から意欲的な将来構想の説明、エイチケイ商会の内藤会長から理科大との共同研究成果発表、教員の研究成果発表、ポスター展示、すべてにわたり大変充実した印象を受けた。
・H30第3回技術交流会11月27日(火)1800〜2030 山陽技術振興会1F会議室 「デジタル化社会・第四次産業革命に対応した企業のビジネスモデルの変容」田中偉業氏(SEEクリエイト代表 Ph・D 技術経営コンサルタント、元潟Nラレ)、参加17名。
 「デジタル化社会」は、身近に迫って来ているのに、自分がどう対応すべきか、なかなか難しい課題だが、多くのことを考えさせられたタイムリーな講演だった。生物進化の源泉は「変化・変身」であるが、時と場合を誤ると「絶滅危惧種」に転落する。「慧眼」を身につける必要がある。初めての方も参加して交流の輪が広がった。
“本庶佑先生、ノーベル賞受賞”
 ここ数年、候補に挙がりながら、ようやく受賞が決まって、思い出したことがある。30年ほど前に本庶先生をクラレ中央研究所にお迎えして講演して頂いた。「気難しい先生なので粗相のないよう接遇するように!」と事前注意を貰って緊張したが、先入観と顔に似合わず、意外に気さくな先生であった。来賓室の芳名録に毛筆で「京都大学医学部 本庶佑」の署名があるはずと現役の研究員にお願いして署名当該頁の写真を送って頂いた。”独創的な研究は如何にして可能か?”といった演題だったと思う。【「誰も手を着けていない研究課題」は無数にある。手が着けられていない理由は、「やる価値がない」からか「難しすぎて歯が立たない」か、どちらかである。これを見分けるのは慧眼しかない。慧眼を持つには、深く学ぶしかない。良い研究とは、新たな地平を拓く、波及効果の大きな研究である。】 言われてみれば研究者として当然の姿勢である。本庶先生は、研究者として当たり前のことを実践し続けてノーベル賞を受章されたものである。本庶先生が以前某TV番組で、生涯で最も影響を受けた本は、「生物学の革命」(柴谷篤弘著みすず書房)であると話しておられた。昭和35年発行で私は大学3年生の時に読んだものだが、本庶先生は、フレッシュな1年生の時に読んだ筈である。「これまでの”枚挙生物学”から”分子生物学”に変わる!」【kajix.】

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