2019年12月1日 発信

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sangisin@optic.or.jp
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2019.9(Dec.2019)

・[競争的資金・補助金情報】希望者はメールアドレスを連絡下さい。[sangisin@optic.or.jp]

・「村川・難波技術奨励賞」募集開始  第15回「村川・難波技術奨励賞」の募集開始
 11月1日から開始、締切は1月末。科学、技術、産業の発展に資する成果を応募するよう周囲の方にPR下さい。詳細は当会に問い合わせるか、当会ホームページの 「技術奨励賞」の項を参照。最近の受賞一覧も掲載。賞金は1件30万円。
・「山陽技術雑誌Vol.68」原稿募集中、広告募集中
 例年通り原稿募集。本誌は技術雑誌であると同時に会員相互の情報交換誌で、論文、紹介文、エッセイ、すべて結構です。締切は1月末。各社広告も募集中。「山陽技術雑誌」は毎年4月350部発行、当会会員・広告主および当会と雑誌交換がある企業・研究所・大学・国会図書館など100ヶ所に発送。
・岡山県児童生徒科学研究発表会・表彰式 12月1日(日) 9:20〜於岡理大 山技振会長賞を4名に授与する。
・岡山県児童生徒発明工夫展・科学の夢絵画展 12/6(金)表彰式(国際交流センター)山技振会長賞を2人に授与する。
・山技振サロン年末大交流会 日時:12月5日(木) 1830〜2030 場所:炉ばた焼 佑明次(倉敷市鶴形1-4-2 086-424-1770) 会費5,000円。
 今年も色々ありました。飲んで大いに語りましょう!
・ロボカップジュニア2019岡山ブロック大会 in ライフパーク倉敷 2019.12.22開催予定 当会会長特別賞の賞状と記念品を1名に授与する予定。
・令和元年度第2回理事会 日時:令和2年3月24日18:00〜19:00〜20:30 於倉敷商工会議所
・岡山県児童生徒科学研究発表会及び表彰式 12月1日(日) 9:20〜於岡山理大 山技振会長賞を4人に授与。
・岡山県児童生徒発明工夫展・科学の夢絵画展 11/12(火)審査会(於岡山県産業振興財団)、12/6(金)表彰式(岡山県国際交流センター)山技振会長賞を2人に授与。
・山陽技術振興会 令和2年度第1回理事会 日時【予定】:令和2年5月21日(木)14:00〜15:00於倉敷商工会議所(来年度は、第1回理事会を総会の前に開催する予定です)
・山陽技術振興会第75回通常総会、日時【予定】令和2年5月21日(木)15:00〜19:00、於倉敷商工会議所

・岡山県児童生徒発明工夫展・科学の夢絵画展審査会 11/12(火)14:00〜於岡山県発明協会
・第3回工場見学会11月26日(火)1400〜1600 ふなおワイナリー 参加者6名
 絶好の天気に恵まれ、楽しく美味しい見学会であった。楠本工場長からは、以前からの地元産マスカットオブアレキサンドリア由来の白ワインだけでなく、スパークリングワイン、ロゼワイン、赤ワインの試作も始めており、紅白ワインのセット販売も近く可能になる由であった。石川支配人からは、ユーモアあふれる説明とクイズが出され、若手女性社員が開発した美しい色のマスカットジャムとアイスクリームをとり合わせた冷菓を賞味しながら、予定を大幅オーバー、桜の頃にまた訪れたいものである。

”呼和浩特(フフホト)の美味しいヨーグルト”
 10月末から11月にかけて、中国内蒙古自治区の首都「呼和浩特」を訪ねた。毎年この時期に農業視察でアジア各地を訪れる。今年は中国北端のど田舎に行くらしいと思いながら事前調査を怠っていた。現地に行って驚いた。「呼和浩特(フフホト)」は中国内蒙古自治区の省都で政治経済教育文化の中心、人口320万人、高層ビルが林立し、北京との間(500km)は片側5〜8車線の高速道路、新幹線、空路(1時間)でつながり、市内の地下鉄工事は2020年完成予定。「呼和浩特」はモンゴル語で「青い城」、緑の森林都市を表す。降雨量は日本の半分であるが、郊外には大草原が広がっており、羊や馬や牛が放牧されている。世界史上最も広大な領土を支配した成吉思汗の14代目の孫がつくった街という。1年の約半分は、最低気温が零下になり、農業・牧畜には厳しいが、これを努力で克服している。片道5車線の高速道路から見える景色は見渡す限り平地で、そこにある幼木も草も人の手で植えたものである。訪問した内蒙古農業大学には、多くの草地学の先生が居られ、多種多様な草の実が保存されていた。岡山大学に7年間在学して学位を取得した双全氏は、現在内蒙古農業大学教授(食品科学)で、多くの教え子がフフホト市内の「蒙牛」(世界第6位の乳業メーカ−)に就職しており、会社見学コースの至る所で先生と教え子の再会があった。多種類の乳製品を試食したが、現地乳酸菌を使ったヨーグルトは大変美味しく印象に残った。過去10年、アジア各地の農業大学、農業研究所、農業法人等を訪問して感じるのは、学長、学部長、所長等、要職にある人に日本の大学で学んだ方が大変多いことである。アジアの農業は、欧米の大学では学べない。「土地は運べない」、「種は容易に運べる」ことを考えると、日本がアジアに対して影響力をおよぼす「農業外交」は有力なツールになるかも知れない。 【kajix.】

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