2020年1月1日 発信

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2019.10(Jan.2020)


明けましておめでとうございます
 昨年も、会長池上正、副会長古川誠(JFEスチール叶シ日本製鉄所常務執行役員倉敷地区所長)、副会長津軽利紀(潟Nラレ岡山事業所所長執行役員)、副会長岡本卓郎(丸五ゴム工業椛纒\取締役副社長執行役員)、事務局長梶谷浩一の体制で各種事業活動に取り組んで参りましたが、会員各位のご協力により、基本事業、人材育成事業ともに順調に推移しています。今年もご支援よろしくお願いします。
・山技振サロン(兼企画委員会)令和2年1月17日(金)18:00〜19:30山技振事務所参加費 1,000円
 久し振りのサロンです、どなたでもどうぞ。議題:次年度企画ほか。
・平成31年度第3回技術交流会 演題:「岡山の桃太郎伝承の起源を探る」講師:古市秀治(瀬戸高校)、日時:令和2年2月18日(火)18:00〜19:30(講演)〜20:30(交流会)、場所:山陽技術振興会1F会議室室
 新年は文系の講演である。岡山の桃太郎伝説は、日本遺産に登録された。第一人者の古市先生に講演して頂く。
・平成31年度第2回理事会【確定】日時:令和2年3月24日(木)18:00〜19:00(理事会) 〜20:30(交流会)於倉敷商工会議所
・令和2年度第1回理事会 日時【予定】:令和2年5月21日(木)14:00〜15:00、場所:倉敷商工会議所(来年度は、第1回理事会を総会の前に開催する予定。)
・山陽技術振興会第75回通常総会 日時【予定】:令和2年5月21日(木)15:00〜19:00、場所:倉敷商工会議所
 (1)総会15:00~16:00、(2)村川・難波技術奨励賞表彰式、(3)講演:未定、講師:未定
・「村川・難波技術奨励賞」募集:第15回「村川・難波技術奨励賞」募集中、締切は1月末。
 科学、技術、産業の発展に資する成果を応募するよう周囲の方にPR下さい。詳細は当会に問い合わせるか、当会ホームページの「技術奨励賞」の項を参照。最近の受賞一覧も掲載。賞金は1件30万円。
・「山陽技術雑誌Vol.68」原稿募集中、広告募集中
 例年通り原稿募集。本誌は技術雑誌であると同時に会員相互の情報交換誌で、論文、紹介文、エッセイ、すべて結構です。締切は1月末。各社広告も募集中。「山陽技術雑誌」は毎年4月350部発行、当会会員・広告主および当会と雑誌交換がある企業・研究所・大学・国会図書館など100ヶ所に発送。
・『生徒児童の顕彰事業』
 (1)岡山県児童生徒科学研究発表会・表彰式12月1日(日) 9:20〜於岡理大 山技振会長賞を4名に授与。【@和気町立本荘小学校小林杏衣梨「どうしてケチャップはあかいろなの?」、A和気中央町立吉備高原小学校長岡瑞樹「なぜ色が見える−回転による発色のなぞをさぐれ−」、B笠岡市立中央小学校山本樹凜「ダンゴムシのひみつと力V」、C倉敷市立児島中学校山水健之介「災害をなくせ!水の流れの研究(バックウォーター現象)その2」】、
 (2)岡山県児童生徒発明工夫展・科学の夢絵画展審査会(11/6)、表彰式(12/6(金)14:00~16:00,国際交流センター)、山陽技術振興会会長賞を2人に授与。【発明工夫展:「フロート遮水シート」瀬戸内市立邑久小学校6年村岡直明、未来の科学の夢絵画展:「シール注しゃ」岡山市立岡山中央小学校3年松本海里】
・山技振サロン年末大交流会 日時:12月5日(木) 16:30〜20:30,場所:炉ばた焼佑明次、参加者20名。
 今年も色々ありました。“私の今年の自慢”を大いに語り合いました。
・ロボカップジュニア2019 岡山ブロック大会 in ライフパーク倉敷 2019.12.22開催。
 当会会長特別賞の賞状と記念品は、ロボカップジュニアに2013以降8年連続出場し、ノード大会優勝4回、2016年ジャパンオープン出場など、長年にわたりコツコツと継続してきた活動と成果は後進の良き目標であり、良き手本である「メタルギアチーム」の3名(本後祐生、大住優登、横山太一)に授与した。

「建築家浦辺鎮太郎の仕事」〜倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ
 生誕110年を記念した没後初の展示(アイビースクエア)と5回のシンポジウムが開催された。大変充実したイベントで、現代の建築学の先生方や建築家の講演や議論を聞きながら、”建築が思想の表現であること”、”浦辺さんは、これだけ多くの学者、建築家が注目・研究するすごい人だったこと”を改めて認識した。
 浦辺鎮太郎(1909-1991)は、倉敷市粒江に生まれ、六高・京都帝大工学部建築学科を経て倉敷絹織(現クラレ)に入社し、そこで同じ酉年の大原總一カとの運命的な出会いがあり、大原と共に倉敷を歴史を大切に守り育てる都市にするべく“営繕技師”として30年に及ぶ地道な活動を経て1964年建築事務所を設立して独立した。
 倉敷の大原美術館分館、倉敷国際ホテル、倉敷アイビースクエア、倉敷市民会館、倉敷中央病院、倉敷市庁舎など、横浜の大佛次郎記念館、横浜開港記念館、神奈川近代文学館などを作品として残した。「私は営繕技師だ」と云って憚らなかった浦辺の仕事は、他の建築家にはない独特の発想があり、これからの建築やまちづくりに大きな手掛かりを与えてくれるという。【kajix】

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