2023年6月1日 発信

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2023.3(Jun.2023)
 ・第78回通常総会・記念講演会を対面方式で開催!会員出席者は30名とやや少なかったが、日常回復感を味わうことが出来た。記念講演は、40年にわたり“故郷倉敷の建築家として生きた”楢村徹氏のタウンアーキテクトとしての生き様と美学と祈りにも似た情念を感じる名講演であった。
・山陽人材育成会総会 令和5年6月2日(金)15:00~18:30、於倉敷商工会議所
・山陽人材育成会担当者会議 6月16日(金)15:00~ 於旭化成大高研修所
・山陽人材育成会AB(アドバイザリーボード)会議 7月28日(金)15:00~ 於水江研修室
・会費請求 6月1日付で令和5年度会費を請求させて頂きます。
・令和5年度第1回理事会 5月25日(木)14:00~14:40、於倉敷商工会議所
 総会議案書に基づき前回理事会(3月)からの一部変更の説明および人事異動による理事交代9名につき、前任理事の残りの任期とすることを確認。(理事26人中14人出席)
・第78回通常総会 令和5年(2023)5月25日(木)15:00~15:35、於倉敷商工会議所
 (会員数72、代表者出席24、代理人出席6、委任状提出24、合計54で総会成立) 議題(1)令和4年度事業報告、(2)令和4年度決算報告、(3)令和5年度活動方針と事業計画、(4)令和5年度予算、(5)役員改選。審議の結果、全議案が提案通り承認された。
・第18回村川・難波技術奨励賞授与式(15:40~16:00)
 @「スチレン系軟質樹脂を用いた腎生検シミュレーターの開発」辻憲二(岡山大学)、久保覚(佐野商会)、大西宏・佃豊裕(タイセイメディカル)、A「統合型MR安全性情報管理システムの開発」福永正明・宮崎嵩之(倉敷中央病院)、藤岡斉・関口麻衣子・田中修・田中春奈(メディエ株式会社)
・記念講演会(16:00~17:00) 「古民家再生と倉敷のまちづくり〜楢村徹設計事務所の仕事」
 楢村徹設計事務所楢村徹氏


第78回通常総会

村川・難波技術奨励賞授与式

記念講演会(楢村徹氏)

・人材育成事業
 5月時点で11講座実施、延べ306名受講。年間では、共催23・ホーム77の計100講座・延べ2634名(昨年並)受講の見通し。経常外費用として事務所移転費675万円が予定通り発生する見通し。
スローガン「鮮緑の風、県大力」
 岡山県立大学はことし開学30周年を迎え、5月26日に記念式典が開催され、沖陽子学長が式辞を述べられた。この中で「30年前、水田と里山風景が拡がる窪木の里に岡山県立大学の学舎が建設された折り、その地に遺された昔の人びとの営みが発掘調査で明らかにされた。縄文後期から近世の遺跡まで長期間の生活の痕跡が残されていた。それによると、約2500年前の縄文後期から弥生前期への転換期に異分野接触によるイノベーションの場が生じ、ドングリ文化からイネ文化への転換が迅速に行われた地であった由であり、吉備の国への発展の礎となったと言われる。そのような新天地に、植物生態学で有名な宮脇昭先生の指導の下、30年前に植栽された樹木は齢を重ね、しっかりと根圏が拡がり、キャンパスに命を吹き込んでいます。その空間を吹き抜ける鮮やかな緑の風は知と感性と若さの象徴。鮮緑の風を感じ、本学に関わった総ての人々により創り出された県大力は、この30周年を機に、斬新な地域の未来をしっかりと拓いていきます。急速に変化する社会に必要とされる人材を育て、地域や世界に開かれた大学への発展に努めます。」と述べた。沖学長の晴れやかな式辞の様子を拝見しながら、県大発足後数年を経たころ、様々な課題が一度に押し寄せ、当時の学長に乞われて安井昭夫山技振前々会長が急遽学外理事に就任し、夕方のローカルニュースにしばしば登場したことを思い出して隔世の感を覚えた。【kajix】

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