事業の概要

　EV車が今後益々増加する中、中四国・九州エリアでEV車の点検整備を完全に対応出来る事業者が少ない現状があることや、短時間で充電が可能な急速充電施設についても、西日本地域は足りていない現状があり、法整備を含めた充電インフラの整備拡大が急務に求められています。
　そこで、今後益々普及してくるEV車に対応するため、テスラ社認定整備工場機能を備えた新店舗をアクセスの良い岡山インターIC近くに開設し、EV車が充電出来る「急速充電器スタンド」も設置します。また、輸入車等の高級車への塗料に適合した高規格塗装設備の導入を行い、「専用塗装ブース」で密閉されたブース内で塗装を行えるようサービスの充実を図ります。更に塗装職人技をＩＴ化した「塗装ロボット」の開発導入を進め、これは一個店レベルでは日本初の取り組みであり、塗装作業を高レベル且つ均一化したサービス導入を展開していきます。

経営革新への取組のきっかけと内容

　当社の経営収支構造は車両販売売上80％整備売上20％で粗利益の約70％は整備売上で経営構造が大きく崩れている現状があり、今後政府が進める「2035年までに新車販売で電動車100％を実現する」取組に即した新たな収益構造を構築する事が急務であると考えています。
　また新店舗開設に伴い、設備投資金額が多いことから経営革新計画書作成・申請を行い、計画経営を実践し、新事業を目標通りに達成するため、経営革新に取り組むきっかけとなりました。

経営革新データ