岡山県内の中小企業（製造業）における景況状況について
 


岡山県と(公財)岡山県産業振興財団では、県内の中小企業（製造業）における景況状況について、
本年度第２回目の景況調査を行いましたので、結果の概要をお知らせします。
 


 
１　調査対象　　岡山県内の中小企業者（製造業）580社
 
２　調査方法　　調査票によるアンケート方式
 
３　調査時点　　令和３年８月１日（日）
 
４　回収時期　　令和３年８月１日（日）～８月６日（金）
 
５　回収企業　　391企業（67.4％）
 
６　集計結果の概要
（１）稼働状況
　　　稼働状況について、稼働率80％以上の企業が前回（令和３年５月１日時点）より5.6ポイント増の72.3％となっている。
（２）景況判断
　　　岡山県内企業の景況について、各設問のＤＩ（前年同月比で「良い」指標で答えた企業から「悪い」指標で答えた企業の割合を引いた値）を見てみると、
　　・「売上高（生産高）」は、前回より12.5ポイント増の－9.4ポイントとなっている。
　　・「受注量」は、前回より19.5ポイント増の－3.1ポイントとなっている。
　　・「受注単価」は、前回より9.4ポイント増の－2.3ポイントとなっている。
　　・「資金繰り」は、前回より1.7ポイント増の－5.9ポイントとなっている。
　　・「収益性」は、前回より4.4ポイント増の－11.7ポイントとなっている。
　　・「雇用状況」は、前回より8.7ポイント増の16,7ポイントとなっている。
　　・「設備投資」は、前回より0.4ポイント増の－13.8ポイントとなっている。
（３）今後の見通し
　　　今後の見通しＤＩとしては、
　　・「３ヶ月先の生産見通し」は、前回より15.2ポイント増の3.5ポイントとなっている。
　　・「６ヶ月先の生産見通し」は、前回より9.8ポイント増の7.0ポイントとなっている。