社団法人 西大寺青年会議所

〒704−8116 岡山市東区西大寺中3−6−15 岡山商工会議所西大寺支所内

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スケジュール


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スローガン・基本方針



2010年度 社団法人西大寺青年会議所スローガン





基本理念


1. 継承していくもの進化させていくものを見極め、JC運動を行う
2. 青少年の心身育成
3. 地域の率先リーダーとしての自覚を持ち、会員の資質を向上する
4. 明るい豊かな社会の実現へ向けて、会員を拡大する

継承していくもの進化させていくものを見極め、JC運動を行う

本年度、社団法人西大寺青年会議所は創立50周年を迎えます。
また、本年度は日本三大奇祭のひとつでもある西大寺会陽(裸祭り)は500周年を迎え、西大寺の地、そして西大寺青年会議所にとっても、大きな節目となる重要な一年となります。
先人達が英知と勇気と情熱を持ち、明るい豊かな社会の実現に向けて1960年にこの西大寺の地に、社団法人 西大寺青年会議所が誕生しました。
諸先輩方が築いてこられた50年という深く長い歴史を受継ぐ我々は今、明るい豊かな社会の実現を、本当に目指してJC運動ができているのでしょうか。また各事業を行う際、その事業本来の目的の実現よりも、継続という色が濃いまま事業を行っているのではないかと、感じる自分がいるのです。
西大寺青年会議所が誕生した当時は、青年同士で幾度も会議や意見交換を行い、現在よりも、もっともっと熱い想いを持って日本の、そして地域の明るい豊かな社会の実現に向けて、JC運動を行っていたものと思います。

本年度、社団法人 西大寺青年会議所のスローガンは、
「 心 」 〜 心を受継ぎ、心を育み、心を繋げ 〜  
 と掲げました。

現在におかれた環境と事業目的とを照らし合わせ、受継いでいくものの心(しん)を心(こころ)で受けとめ、継承していくもの、進化させていくものを見極めながら、創立50周年という大きな節目を行政・地域と連携を取り、メンバー全員で「明るい豊かな社会の実現」に向けて邁進していきます。

青少年の心身を育成

 現在、企業が人を雇用する時に重要視する様々な能力のなかで、学歴・専門性などの能力を抑え、「コミュニケーション能力」がここ数年1位となっています。このことを裏返せば、コミュニケーションをうまく取れる人が減ってきているということではないでしょうか。
ITが発達し、パソコンや携帯電話の画面上でのコミュニケーションが今後も更に増えてくることは誰もが予想できることと思います。人と人とが直に接する機会が更に減り、人の表情や想いを読み取りながらのコミュニケーションが減ってきているのです。
「いいよ」という言葉も文字で見ると「良い」というふうに解釈しますが、もしかするとイヤイヤ仕方なくの「いいよ」かもしれませんし、良いとはまったく反対の意味の「いいよ」かもしれません。このように文字だけでは、相手の気持ちや想いを察することが難しいのです。相手の気持ちや相手の立場になって考えるということが少なくなってきている現代が、毎日のように報道されている心無い殺人事件や凶悪事件を招いているのではないかと思えてなりません。
現代の風潮でしょうか、日本人が大切にしてきた「和」というものが軽視されているのではないかと感じています。「和」ということに鬱陶しいとか面倒くさいと感じている子どもたち、そして大人も多いのではないかと。
そんな時代だからこそ、明るい豊かな社会の実現に向けて運動している我々自身がまず成長し、事業を通して地域の人や子どもたちとコミュニケーションを図り、未来を担う青少年の「心身」を育成していかなければならないのだと確信しております。

地域の率先リーダーとしての自覚を持ち、会員の資質を向上する


青年会議所は、「社会の公共性が生き生きと協和する確かな時代を築くために率先して行動する」ことを宣言しています。
宣言文を朗読するだけではなく、宣言したことを実行していこうとするその想いが会員の資質を向上させるものと思います。
環境に配慮した行動ができているか、地域の率先リーダーとして恥じるような言動行動は取っていないかなどと常にアンテナを張り、自分自身を磨いていきましょう。

明るい豊かな社会の実現へ向けて、会員を拡大する


 本年度、西大寺青年会議所は20数名のスタートとなります。会員減少に歯止めが掛けられない状況が続いており、このまま続けば事業も縮小せざるを得ない危機的状況が続いています。しかし、会員減少とはいえ退会する人はほとんど無く、会員減少の原因は間違いなく新会員の獲得ができていないということです。
私はJCの三信条である、修練・奉仕・友情がとても好きであり、また、この三信条があるからこそ、今まで価値のあるJC運動ができたように思います。
同じ志を持った者同士が力を合わせ、英知と勇気と情熱を持って明るい豊かな社会を築き上げるために、友情を感じ、そして時には支え合いながら、奉仕の気持ちを持って、己を修練の場へ導いていく。
何か固い印象を持たれる方もおられるかもしれませんが、私はJCには、青年として、人として、地域の一人として、もともと人間本来が持っている「忘れてはいけないものがここにはある」ということを良く感じます。
このようなすばらしい想いが共有できるJCを、一人でも多くの方に伝えながら会員拡大を行い、更に地域に求められ必要とされる団体になれるよう会員拡大に力を入れていきます。

最後に


一年一年、年輪を重ねながら50年の樹木が育ちました。その50年という太い幹を支えるための根は、地域であり、特別会員の先輩方であり、各地青年会議所であると思います。
50周年という年輪で更に幹を太くし、我々現役会員という幹が枝や葉を育て、周年記念事業や各事業という花を咲かせていくことが、明るい豊かな社会の実現に近づくのだと確信しています。
しっかりとした根があるからこそ、心のこもった50年目の花を咲かせられるのは、我々現役メンバーなのです。全員で力を合わせ邁進していきましょう!

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