2014年度 一般社団法人西大寺青年会議所 スローガン


        


一般社団法人 西大寺青年会議所
第54代理事長 中山 稔之

               

                          <基本方針>

                    一、地域で行う青少年の健全育成
                    一、地域の価値を創造するまちづくり
                    一、会員拡大と資質向上




【始めに】

53年の歴史は、諸先輩方が一年一年着実に歩んでこられた果敢なる挑戦の上に築かれたものです。永き歴史の上に立つ私たち現役会員に今求められているもの、それは「私たち西大寺青年会議所が地域の未来を担う」という気概であり覚悟であります
 本年度、西大寺青年会議所はスローガンを「Do your best」と掲げ運動を展開してまいります。次なる時代に向かってどんな困難が立ちはだかろうとも、明るい豊かな社会の実現に向けて邁進できるよう最善を尽くしてまいります。



【地域で行う青少年の健全育成】

西大寺青年会議所は、明るい豊かな社会の実現に向けて取り組んでこられた諸先輩方の運動により、現在まで50年以上の歴史を持つ組織となりました。我々現役会員もまたその想いを受け継ぎ、次世代の地域発展を担う子どもたちの健全育成に、真剣に向き合わなければなりません。 又、子どもたちを取り巻く環境は、その時代ごとに大きく変化しています。時代の変化に伴い我々は現在の教育環境や子育ての環境を真剣に考えるとともに、それらの地域を愛し、誇りをもって未来の地域を担う子どもたちの、夢や希望を育む事ができる事業を展開してまいります。既に地域の皆様に認知され多数の御協力を頂いている少年はだか祭りは、青少年育成の大切な事業であり、多くの協力団体と連携し継続させられる地域に根ざした事業となるよう努めます。


【地域の価値を創造するまちづくり】

西大寺という地域は吉井川を中心に門前町としての歴史と文化と伝統を有しており、又、瀬戸内市においても刀剣で有名な備前長船、日本のエーゲ海として知られている海と緑に囲まれた自然豊かな牛窓地域等を有しています。この地域を誇りに思い私たち西大寺青年会議所は地域の人と共に歩んできました。
 これらの社会資本を活用し、関係諸団体、行政、地域企業との協力関係を高め価値を創造する事で、地域が活気あふれる様な事業を展開していきます。
 そして近い将来において高い確率で発生すると言われている、東南海、南海地震等の有事に備えるため、2011年に起きた東日本大震災から改めて学び、日本各地で起こっている集中豪雨や竜巻被害等を教訓にして、災害に対し連携した支援活動及び情報発信が行えるよう、行政や企業、他団体に災害ネットワークを推進し、連携体制を強固なものに発展させなければなりません。


【会員拡大と資質向上】

会員数の減少に伴い、会員拡大は日本青年会議所においても大きな課題となっています。我々西大寺青年会議所も今のままでは数年後に半数になるかもしれないという、近年稀にみる危機的状況と言えます。しかし、この様な状況下の中でも会員拡大を成功させている青年会議所があるのも事実です。何故私たちは会員の減少に悩まなければならないのか、再度真剣に考え、そして会員拡大を行っていく上で成功を収めている青年会議所の手法も学ぶ必要があります。
  我々が真剣に仲間を増やしたいと思うのであれば、私たちはさらなる資質の向上を目指すことが必要不可欠です。今という瞬間と私たちがどのように向き合い吸収するかに価値を見出し、気概と誇りをもってJC運動を行うことが重要であります。そして入会候補者にその理念をしっかりと伝えることが出来れば、必ずや多くの志高い仲間が集まると確信しています。

【結びに】

 青年会議所は混沌を未知の可能性と捉え、確かな時代を築くために率先して行動することを宣言しています。この宣言を会員一人一人が再認識し、前向きな姿勢で豊かな社会を具現化できるよう、強い信念をもって運動しようではではありませんか。

 Do your best」地域の未来のために。