メールマガジンバックナンバー

メールマガジン172号



────────────────────────────────2012年8月27日
 
◆◇ メディカルテクノおかやま メールマガジン No.172 ◇◆

───────────────────────<http://www.optic.or.jp/medical/

このメールマガジンは、特定非営利活動法人メディカルテクノおかやまの登録
 (メルマガ)会員の皆様にお送りしています。
団体事務局の方や企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ情報提供をお願い
いたします。

【1】今号でお知らせする内容です

◆9月~10月に開催予定の行事
◆第51回のメディカルサロンは、9/21(金)です(9/19から変更になりまし
た)
◆岡山理科大学の「おかやま医療機器開発プロフェッショナル」受講生募集、8/31が
締切です。応募希望者はお急ぎください
◆企業の開発を支援する補助金情報があります。倉敷市の中小企業応援事業費補助金は、
8/31が締切です。応募希望者はお急ぎください

【2】内容詳細

1.メディカルテクノおかやま主催・共催の行事

<<<第51回メディカルテクノおかやま・サロン>>>
【日 時】2012年9月21日(金) 18時~19時
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階
【参加費】無料
【講 師】岡山大学大学院 自然科学研究科 准教授 紀和利彦 先生
【演題】 「テラヘルツ波ケミカル顕微鏡の新展開」
【概要】  私どもの研究グループでは、独自の装置であるテラヘルツ波ケミカル顕微鏡を
開発しています。この装置では、抗原抗体反応分布、イオン濃度分布、pH分布を可視化
することが、バイオ研究へ役立てると考えています。現在、岡山県内の企業と協議し、テ
ラヘルツ波技術者以外でも簡単に使える装置の開発に取り組んでいます。今回は、テラヘ
ルツ波ケミカル顕微鏡の概要と進捗状況についてご紹介させていただきます。
★参加申込はホームページからお願いいたします。
http://www.optic.or.jp/medical/mail_to_attend/index.html?info_id=193

<<<第94回 岡山県医用工学研究会セミナー・交流会>>>
10月19日(金)、岡山大学鹿田キャンパスで開催予定です。
詳細は追ってご連絡いたします。

2.講演会・セミナー等の情報
(1)医療機器開発 「おかやま医療機器開発プロフェッショナル」受講生募集
1.募集人数:第9期生 5名程度
2.受講資格:医療機器開発に現在、または将来携わる可能性のある社会人
3.受講料:無料
4.受講場所:岡山理科大学 生体医工学科(27号館)医用科学教育センター(26号館)
5.受講期間:平成24年10月~平成25年2月 各月2回土曜日に開講 9:00~17:00
     (ただし他の土曜日、祝日に振り替える場合もある。)
6.応募期限:平成24年8月31日(金)締切 (必着)
7.応募方法:応募書類(申し込み書・履歴書・志望理由)を郵送にて。
★おかやま医療機器開発プロフェッショナルの概要の詳細は、
http://www.bme.ous.ac.jp/~OBEP/index.html をご覧ください。
 
(2)岡山大学若手研究者キャリア支援センター 第1回講演会・企業との交流会
日時:9月4日(火)
会場:岡山大学 一般教育棟A-21室 岡山市北区津島中2-1-1
参加費:無料
★お問合わせ・お申込みは、岡山大学若手研究者キャリア支援センターまで
(E-mail: career7198@adm.okayama-u.ac.jp

(3)バイオアクティブ研究会 国際シンポジウム
日時:9月13日(木)~14日(金)
会場:岡山大学創立50周年記念館 岡山市北区津島中1-1-1
http://www.optic.or.jp/okayama-ssn/event_detail/index/64.html

(4)岡山大学 知恵の見本市2012
日時:11月2日(金)
会場:岡山大学創立50周年記念館 岡山市北区津島中1-1-1
お問合わせは、岡山大学研究推進産学官連携機構まで
(E-mail: s-renkei@ adm.okayama-u.ac.jp)

(5) 発明相談会
(社)発明協会岡山県支部が年間を通じて実施してます
http://www.optic.or.jp/hatsumei/

3.ニュース

●厚生労働省は住み慣れた場所で医療や介護のサービスが受けられる体制を整えるため、
今年度中に全国で7千人以上の責任者を配置。中核となる人材を組織化する
(8/27 日本経済新聞)

●医療効率改善に道。(1)MY病院;スマート化によって効率の良い医療をつくるインフ
ラへ。(2)旭化成は昨年末、小型の無線機器で患者の呼吸や心臓の状態を把握する「無線
医療」を住環境に取り入れる研究のための3階建て住宅、「病気と上手につきあえる家」
を建てた(8/24 日本経済新聞)

●心臓突然死を防ぐ新しいデバイスとして「着用型除細動器」米国で普及はじまる。厚生
労働省は今年7月、国内への早期導入を目指す「医療ニーズの高い医療機器」に選定
(8/20 日経メディカルオンライン)

●岡山大名誉教授と池田精工技術、チタン義歯床の安定生産確立。水圧使い瞬時に成形。
14年から本格販売 (8/14 山陽新聞社)

●平均寿命や成人の喫煙率など健康に関する各種指標を基にした「世界で最も健康な
国々」ランキング、日本は第5位。1位はシンガポール、最下位(145位)はアフリカ南
部のスワジランド(8/14 日本経済新聞)

●日本触媒が健康・医療事業に本格参入。300億円規模で医療関連会社のM&A(合併・
買収)を進める。2015年度に売上高100億円規模目標(8/13 日本経済新聞)

●インターネットで個人から小口投資を募る「クラウドファンディング」による起業が米
国で盛ん。起業家と個人をつなぐ仲介ビジネスも(8/13 日本経済新聞)

●岡山市議会保福委、歯と口腔の健康づくりへ。議員提案で4件目、政策力アピール狙う
 (8/12 山陽新聞社)

●岡山大大学院高柴教授ら、虫歯予防剤開発へ製品化目指す(8/10 山陽新聞社)

●ソニーが手術用顕微鏡に装着して3次元映像を撮影できるHDビデオ・カメラ「MCC-3000M
T」を2012.9.17に発売。一般的な手術用顕微鏡に装着できる汎用型の3Dビデオ・カメラは、
「業界初」(同社)。市場推定価格は260万円前後(8/10 日本経済新聞)

●エプソン、医療・健康分野に参入。GPS機能付きランニング機器「WristableGPS」の発
表会で表明。医療・健康・スポーツの中で、将来的にエプソンの最も大きな事業になる分
野は医療。しかし、医療分野はさまざまな規制があり今すぐに商品やサービスを提供でき
ないため、まずは障壁が少ないスポーツ分野から参入(8/8 日経メディカルオンライン)

●岡山大病院、脳死肺移植終了。男性の容体安定(8/4 山陽新聞社)

●岡山県内の介護事業者、在宅型サービス強化し住宅開設やリハビリ工夫。制度改正受け
新規参入も (8/3 山陽新聞社)

4.補助金公募情報

(1)倉敷市がんばる中小企業応援事業費補助金
(倉敷市単独型研究開発事業)追加募集のお知らせ~
募集期間:8月1日(水)~8月31日(金)
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/shoukou

(2)第90回(平成24年度 第2次)新技術開発助成募集
応募受付期間:10月1日(月)~10月20日(土)締切日消印有効
●企業の要件
①資本金3億円以下または従業員300名以下で、自ら技術開発する会社であること
②大企業(資本金3億円超、かつ従業員300名超)及び上場企業でないこと
③大企業(資本金3億円超、かつ従業員300名超)及び上場企業の関係会社でないこと
●助成対象
①医薬品およびソフトウエア製品の実用化開発
②国の承認審査のために必要な臨床試験段階の開発
③研究段階、商品設計段階、量産化段階の技術開発

(3) 平成25年度若手研究者に対する助成の応募
募集期間:7月1日(日)~9月28日(金)
 (http://www.jinzouzaidan.or.jp/jigyou/koubo_josei01.html)

(4)A-STEP 平成24年度第三回公募開始〔実用化挑戦タイプ(委託開発)のみ対象]
 【公募期間】 平成24年7月17日(火)~9月28日(金) 正午
       ※郵送が必要な書類・CD-Rは9月28日(金)(消印有効)
【対象】開発実施企業(シーズ発明者、シーズ所有者の了承を得ていること)
【研究費額及び研究開発期間】
 ○研究開発期間:最長7 年間
 ○研究開発費:20億円まで(売上に応じて実施料納付、成功時全額、不成功時10%返済)
 (http://www.jst.go.jp/a-step/koubo/index.html
 
(5)研究成果展開事業「戦略的イノベーション創出推進プログラム(Sーイノベ)」
平成24年度研究開発テーマ「革新的医療を実現するためのバイオ機能材料の創製」
公募期間:7月26日(木)~9月19日(水)正午厳守!
(郵送が必要な書類は9月19日(水)消印有効)
 (http://www.jst.go.jp/s-innova/application.html

(6)平成24年度 第2回福祉用具実用化開発推進事業に係る公募について
公募開始予定:9月中旬
 (http://www.nedo.go.jp/koubo/EK1_100009.html

(7)上原記念生命科学財団 平成24年度研究助成(研究助成金)
応募締め切り:9月7日(金) データ送信締め切りは9月4日(火)正午
  (http://www.ueharazaidan.or.jp/H24boshu/joseikin-boshu.html

(8)整形災害外科学研究助成財団 
平成24年度 研究助成ならびに平成25年度 アジア地域の研究者招聘助成
公募期間:8月1日(水)~9月30日(日)
   (http://jotf.jp/invitation.html#01)
 
(9)神澤医学研究振興財団 
平成24年度(第16回)研究助成金ならびに平成24年度(第15回)海外留学助成金
応募締め切り:9月30日(日)
  (http://www.kissei.co.jp/fund/fund.htm)

(10)平成24年度 公益財団法人 赤枝医学研究財団
募集期間:6月~9月末日
 (http://www.akaedazaidan.com/kenkyu_youkou.html)
 
(11)第7回ものづくり連携大賞
応募期間:7月15日(日)~9月20日(木)
  (http://www.nikkan.co.jp/sangakukan/

(12)産学官交流助成
公募期間:通期
  (http://www.marubun-zaidan.jp/sang.shtml)
 
(13)生体反応および生命維持機構検出システム研究促進事業
(文部科学省先端研究施設共用促進事業)』(広島大学)
 募集期間:随時
http://nbard.hiroshima-u.ac.jp/

◆機関別の補助金等の公募情報です。詳細は対応するホームページをご覧ください
◎内閣府(科学技術政策・競争的研究資金制度一覧)
 http://www8.cao.go.jp/cstp/compefund/index.html
◎文部科学省(文部科学省の競争的資金一覧)
http://www.mext.go.jp/a_menu/02_itiran.htm
 ◎厚生労働省(厚生労働科学研究費)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/
◎中小企業庁(補助金等公募案内)
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/index.html
 ◎中国経済産業局(補助金・公募等情報)
http://www.chugoku.meti.go.jp/koubo/hojokinkobo.html
◎日本学術振興会(JSPS)(科学研究費補助金)
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
 ◎科学技術振興機構(JST)(募集案内)
http://www.jst.go.jp/bosyu.html
◎新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)(公募案内)
http://www.nedo.go.jp/koubo/index.html
 ◎新技術開発財団(新技術開発助成)
http://www.sgkz.or.jp/project/newtech/outline.html

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【MTO便り】ニュースの項でお伝えしました、早期導入を目指す「医療ニーズの高い医療
機器」について厚労省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)で調べてみました。早
期導入を目指す「医療ニースの高い医療機器」とは、原則として主要諸外国にて承認され
ているものの中で、医療上特に必要性が高いと認められる医療機器。その選定は、学会
(団体)もしくは患者団体からの要望に基づき、年に3回程度開催される「医療ニーズの
高い医療機器等の早期導入に関する検討会」で議論し決定する仕組みになっています。こ
れまでに、19回検討会が開かれ54品目の導入が決定されていますが(平成24.5.31現
在)、このうち27品目が承認、7品目が審査中で、残りは申請の準備中や検討中(一部
中止)となっています。申請から承認までの期間は半年~5年と品目によって異なります
が、2年以内の承認が多くなっています。本年度2回目の要望募集が9月-10月に行わ
れる予定になっています。政府が進める医療イノベーション5か年計画(http://www.kan
tei.go.jp/jp/singi/iryou/5senryaku/siryou02.pdf)の主な施策にも挙げられています
医療機器、本来は日本のものつくり技術の精巧さ、繊細さが最も生かせる産業だと思いま
す。(佐藤寿昭)
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