────────────────────────────2012年9月13日
◆◇ メディカルテクノおかやま メールマガジン No.173 ◇◆
──────────────────<http://www.optic.or.jp/medical/>
このメールマガジンは、特定非営利活動法人メディカルテクノおかやまの登録
(メルマガ)会員の皆様にお送りしています。
団体事務局の方や企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ情報提供をお願い
いたします。
【1】今号でお知らせする内容です
◆9月~10月に開催予定の行事
◆第51回のメディカルサロンは9/21(金)です。「テラヘルツレーザー」
の医療への応用についてのお話です
◆「平成24年度第2回医用工学研究会セミナー・交流会(第94回)」は、1
0/19(金)に岡山大学鹿田キャンパスで開催します。研究会のテーマは「高
齢化日本のヘルスケア」です
【2】内容詳細
1.メディカルテクノおかやま主催・共催の行事
<<<第51回メディカルテクノおかやま・サロン>>>
【日 時】2012年9月21日(金) 18時~19時
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階
【参加費】無料
【講 師】岡山大学大学院 自然科学研究科 准教授 紀和利彦 先生
【演題】 「テラヘルツ波ケミカル顕微鏡の新展開」
【概要】 私どもの研究グループでは、独自の装置であるテラヘルツ波ケミカル
顕微鏡を開発しています。この装置では、抗原抗体反応分布、イオン濃度分布、
pH分布を可視化することが、バイオ研究へ役立てると考えています。現在、岡
山県内の企業と協議し、テラヘルツ波技術者以外でも簡単に使える装置の開発に
取り組んでいます。今回は、テラヘルツ波ケミカル顕微鏡の概要と進捗状況につ
いてご紹介させていただきます。
★参加申込はホームページからお願いいたします。
(http://www.optic.or.jp/medical/mail_to_attend/index.html?info_id=193)
<<<第4回OMIC事業推進セミナー>>>
【日 時】平成24年9月28日(金) 16:00~17:05
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町2-5-1)
総合教育研究棟1階データ解析検討室
(地図)http://www.okayama-u.ac.jp/jp/shikata_j.html
【参加費】無 料
【主 催】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター
特定非営利活動法人メディカルテクノおかやま
◆プログラム
1 開会挨拶(16:00~16:05)
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター長 公文 裕巳
2 講 演(16:05~17:05)
「大阪大学における分子イメージングの取り組み」
講師:大阪大学大学院医学研究科 准教授 渡部 浩司 氏
【概要】大阪大学では創薬の開発促進、臨床応用の迅速化を目的に、2010年6月、
医学系研究科に、附属PET分子イメージングセンターが開設された。このセン
ターの特徴は、PETを用いた創薬研究において、民間企業との橋渡しを行い、臨
床治験に直結する研究を行うなど、日本国内においてたいへんユニークな活動を
行っている。今回の発表では、このようなセンターを実際に運用する上でのさま
ざまな取り組み、そして、今後の大阪大学PET分子イメージングセンターの展望
に関して述べる。
★参加申込はホームページからお願いいたします。
(http://www.optic.or.jp/medical/info_detail/show/200.html)
<<<第94回 岡山県医用工学研究会セミナー・交流会>>>
【日 時】2012年10月19日(金) 13時30分~19時
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス内
セミナー:地域医療人材育成センターおかやま3階講義室
交流会:カフェテリア・バンビ
【総合タイトル】高齢化日本のヘルスケア
詳細は追ってご連絡いたします。
2.講演会・セミナー等の情報
(1)バイオアクティブ研究会 国際シンポジウム
日時:9月13日(木)~14日(金)
会場:岡山大学創立50周年記念館 岡山市北区津島中1-1-1
(http://www.optic.or.jp/okayama-ssn/event_detail/index/64.html)
(2)岡山大学 知恵の見本市2012
日時:11月2日(金)
会場:岡山大学創立50周年記念館 岡山市北区津島中1-1-1
お問合わせは、岡山大学研究推進産学官連携機構まで
(E-mail: s-renkei@ adm.okayama-u.ac.jp)
(3) 発明相談会
(社)発明協会岡山県支部が年間を通じて実施してます
(http://www.optic.or.jp/hatsumei/)
3.ニュース
●医療機器開発の潮流が大きく変わりつつある。医療機器の多様化とともに、こ
れまで同分野にかかわってこなかった企業の積極的な参入も求められている (9/
10 日経メディカルオンライン)
●「医療機器法」制定への期待。7/10の閣議決定事項に「医療機器事業者団体等
関係者の意見も十分に聴取しつつ、薬事法に医療機器の特性を踏まえた条項を医
薬品とは別に新たに設け、医療機器についての「章」を新たに設けるとともに、
法律の名称変更についても検討を行い、結論を得る」とある (9/10 日経メデ
ィカルオンライン)
●両備グループ 介護事業所整備へ 来秋までに複合型開業 榊原病院跡を活用
(9/4 山陽新聞社)
●脳死肝腎移植が成功 岡山大病院 高い技術と連携力 ドナーの急増も後押し
解説 (9/3 山陽新聞社)
●岡山大病院(岡山市)で1日午前、国内初となる脳死での肝腎同時移植が始ま
り、同日深夜に終了。同病院は「手術は成功と言える。容体は非常に安定してい
る」(9/2 日本経済新聞)
●脳死肝腎移植が成功 岡山大病院 国内初、容体は安定 両肺も無事終了
(9/2 山陽新聞社)
●岡山中央病院 腫瘍追尾し放射線照射 がん治療センター開設
(9/2 山陽新聞社)
●脳死肝腎移植へ 50代女性に岡山大病院 成功なら国内初 20代女性に
(9/1 山陽新聞社)
●痛くない注射針をより細く。テルモは直径0.18ミリと世界で最も細い注射針を
9月に発売。2005年に岡野工業(東京・墨田)と開発した「痛くない注射針」を
さらに0.02ミリ細くした(8/30 日本経済新聞)
●NTTレゾナントらがスマホ使うダイエット支援サービス、実証実験で3人に2人
が成功(8/30 ITPro)
●ふくらはぎサポーター ダイヤ工業発売 血流促進で疲労軽減
(8/30 山陽新聞社)
●経済産業省は若者らの小規模な起業を促すため、来年度から1社あたり数百万
円程度の小口の助成制度を創設する。従業員が数人~十数人の規模、5年で約1
万社を支援。IT(情報技術)関連や子育て支援、介護や学習塾など、地域に根
ざした会社を増やし、雇用の担い手としても期待する(8/29 日本経済新聞)
●厚生労働省は2013年度予算の概算要求で、再生医療や創薬研究の支援、在宅医
療の充実などを要求する(1000億円規模)方向で調整に入った
(8/29 日本経済新聞)
●島津製作所は、言語・視覚・聴覚・運動などに伴う脳活動を、非侵襲かつリア
ルタイムに観測できる近赤外光イメージング装置を開発
(8/29 日経メディカルオンライン)
●岡山大病院 来月、小児センター設置 5診療科 先進医療提供へ
(8/29 山陽新聞社)
●アルプス電気、中国企業と合弁でヘルスケア企業を設立
(8/28 日経メディカルオンライン)
●厚生労働省は住み慣れた場所で医療や介護のサービスが受けられる体制を整え
るため、今年度中に全国で7千人以上の責任者を配置し中核となる人材を組織化
する (8/27 日本経済新聞)
●細胞培養の新装置試作 岡山理科大・中路教授ら 小型、低価格 人工臓器に
活用へ (8/26 山陽新聞社)
●リンパ球 機能高め体内へ がん患者に「移入療法」 川崎医大病院 山口部
長ら 一定の効果(8/20 山陽新聞社)
●スキルス胃がんの細胞 減少促す物質合成 岡山大大学院・宮地教授ら 新薬
開発目指す (8/17 山陽新聞社)
4.補助金公募情報
(1)第90回(平成24年度 第2次)新技術開発助成募集
応募受付期間:10月1日(月)~10月20日(土)締切日消印有効
●企業の要件
①資本金3億円以下または従業員300名以下で、自ら技術開発する会社である
こと
②大企業(資本金3億円超、かつ従業員300名超)及び上場企業でないこと
③大企業(資本金3億円超、かつ従業員300名超)及び上場企業の関係会社で
ないこと
●助成対象
①医薬品およびソフトウエア製品の実用化開発
②国の承認審査のために必要な臨床試験段階の開発
③研究段階、商品設計段階、量産化段階の技術開発
(http://www.sgkz.or.jp/index.html)
(2) 平成25年度若手研究者に対する助成の応募
募集期間:7月1日(日)~9月28日(金)
(http://www.jinzouzaidan.or.jp/jigyou/koubo_josei01.html)
(3)A-STEP 平成24年度第三回公募開始
〔実用化挑戦タイプ(委託開発)のみ対象]
【公募期間】 平成24年7月17日(火)~9月28日(金) 正午
※郵送が必要な書類・CD-Rは9月28日(金)(消印有効)
【対象】開発実施企業(シーズ発明者、シーズ所有者の了承を得ていること)
【研究費額及び研究開発期間】
○研究開発期間:最長7 年間
○研究開発費:20億円まで(売上に応じて実施料納付、成功時全額、不成功時
10%返済)
(http://www.jst.go.jp/a-step/koubo/index.html)
(4)研究成果展開事業「戦略的イノベーション創出推進プログラム(Sーイノ
ベ)」平成24年度研究開発テーマ「革新的医療を実現するためのバイオ機能材
料の創製」
公募期間:7月26日(木)~9月19日(水)正午厳守!
(郵送が必要な書類は9月19日(水)消印有効)
(http://www.jst.go.jp/s-innova/application.html)
(5)平成24年度第2回研究開発助成金の公募
公募期間:9月1日(土)~10月31日(水)
決定時期:平成25年2月頃
(http://www.mutech.or.jp/whatsnew/index.html)
(6)平成24年度 第2回福祉用具実用化開発推進事業に係る公募について
公募開始予定:9月中旬
(http://www.nedo.go.jp/koubo/EK1_100009.html)
(7)整形災害外科学研究助成財団
平成24年度 研究助成ならびに平成25年度 アジア地域の研究者招聘助成
公募期間:8月1日(水)~9月30日(日)
(http://jotf.jp/invitation.html#01)
(8)神澤医学研究振興財団
平成24年度(第16回)研究助成金ならびに平成24年度(第15回)海外留学助成金
応募締め切り:9月30日(日)
(http://www.kissei.co.jp/fund/fund.htm)
(9)平成24年度 公益財団法人 赤枝医学研究財団
募集期間:6月~9月末日
(http://www.akaedazaidan.com/kenkyu_youkou.html)
(10)第7回ものづくり連携大賞
応募期間:7月15日(日)~9月20日(木)
(http://www.nikkan.co.jp/sangakukan/)
(11)産学官交流助成
公募期間:通期
(http://www.marubun-zaidan.jp/sang.shtml)
(12)生体反応および生命維持機構検出システム研究促進事業
(文部科学省先端研究施設共用促進事業)』(広島大学)
募集期間:随時
(http://nbard.hiroshima-u.ac.jp/)
◆機関別の補助金等の公募情報です。詳細は対応するホームページをご覧ください
◎内閣府(科学技術政策・競争的研究資金制度一覧)
http://www8.cao.go.jp/cstp/compefund/index.html
◎文部科学省(文部科学省の競争的資金一覧)
http://www.mext.go.jp/a_menu/02_itiran.htm
◎厚生労働省(厚生労働科学研究費)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/
◎中小企業庁(補助金等公募案内)
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/index.html
◎中国経済産業局(補助金・公募等情報)
http://www.chugoku.meti.go.jp/koubo/hojokinkobo.html
◎日本学術振興会(JSPS)(科学研究費補助金)
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
◎科学技術振興機構(JST)(募集案内)
http://www.jst.go.jp/bosyu.html
◎新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)(公募案内)
http://www.nedo.go.jp/koubo/index.html
◎新技術開発財団(新技術開発助成)
http://www.sgkz.or.jp/project/newtech/outline.html
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【MTO便り】ご案内のように、9/21(金)に開催します第51回メディカルサ
ロンでは、岡山大学大学院自然科学研究科の紀和先生に「テラヘルツレーザー」
の医療への応用について話題提供をいただきます。医療やバイオ研究、検査機器
等に応用できる新しい技術で実用化も検討されています。是非ご参加をお願いい
たします。
ところで、今回の技術では「フェムト秒レーザー」を使用します。先生とのお話し中、
この言葉を聞いた瞬間ある事を思い出しました。また「つくば時代」の話で恐縮ですが、
十年以上前つくば研究所に赴任した際、所員の交通事故が続いていました。皆さんと
話し合い、まずは「お祓い」をしてもらうため「つくば神社」へ。ご利益なのかどうかは
分かりませんが、その後しばらく事故は起こりませんでした。これをきっかけに、異を
唱える者もありましたが、毎年仕事始めの日に研究所としてつくば神社へ参拝するこ
とにしました。参拝最初の年、神社にはつくばにあるほとんどの公的な研究所や民間
企業の研究所から5~10人のグループで参拝に来ていました。狭い境内は大混雑で、
予定の時間から1時間以上遅れてやっと神殿に上がりましたが、ここも立錐の余地の
ない超満員状態。数グループずつ神主さんから名前を呼ばれ、その場で起立、代表者
が前に出て玉串を受け取り起立者全員が「2礼2拍手1礼」の作法で参拝。少々お神酒
をいただいて神殿を降り終了です。そんなの中、「産業技術総合研究所...フェムト秒
レーザー研究...様」の神主さんの声が聞こえて来ました。「最先端の研究も神頼み
なんだ、いや、だからこそ神頼みなのでは」等々、参拝した仲間と話したことを覚えて
います。最近のように、「想定外の」あるいは「これまで経験したのことのないような」事象
が頻発しますと、八百万と多くの神様がいても人手ならぬ神手が足りなくなってくるかも
知れません(佐藤寿昭)
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