メールマガジンバックナンバー

メールマガジン179号



────────────────────────────────2012年12月13日

◆◇ メディカルテクノおかやま メールマガジン No.179 ◇◆

───────────────────────<http://www.optic.or.jp/medical/
このメールマガジンは、特定非営利活動法人メディカルテクノおかやまの登録
(メルマガ)会員の皆様にお送りしています。
団体事務局の方や企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ情報提供をお願い
いたします。

【1】今号でお知らせする内容です

◆講演会・セミナー等の情報をお伝えします
◆関連する最近のニュースと助成金・補助金情報です
 
【2】内容詳細
1.メディカルテクノおかやま主催・共催の行事

◆次回の岡山県医用工学研究会セミナーは2013年2月6日(水)開催予定です。

2.講演会・セミナー等の情報

(1)おかやま生体信号研究会 平成24年度第3回例会
日時:12月21日(金) 13:30~17:00
場所:場所:岡山県立大学(岡山県総社市窪木111)
        学部共通棟(北)1F 8102講義室
◎アクセス→ http://www.oka-pu.ac.jp/?page_id=1150
※学部共通棟(北)の場所は、正門守衛所でお尋ねください。
後援:ハートフルビジネスおかやま

【講演1】(13:40 - 14:40)
 「注意生成や感覚記憶におけるヒト体性感覚皮質の階層性について」
  岡山県立大学 スポーツシステム工学科 教授・学科長 濱田泰一 氏
【講演2】(14:40-15:20)
 「上肢の運動制御における左右差について」
    岡山県立大学 スポーツシステム工学科 助教 大山剛史 氏
【講演3】(15:35 - 16:15)
 「視覚的顕著性に基づく注視の誘導と推定」
    岡山県立大学 情報通信工学科 助教 滝本裕則 氏
【講演4】(16:15-16:55)
  「“筋電計”を軸とした製品開発の経緯と課題」
     メディエリアサポート企業組合 代表理事 国里光博 氏
◆お問い合わせ・お申し込み先
(申込先)
岡山県立大学 情報工学部 情報システム工学科 准教授 山﨑大河
E-mail: taiga@cse.oka-pu.ac.jp , TEL:0866-94-2094

(2)PMI中国地区フリーセミナー
【日 時】平成24年12月15日(土) 13:00-17:00
【会 場】岡山コンベンションセンター 403会議室
【参加費】PMI日本支部会員  無料 2PDU, ITC 0.5ポイント
     一般 7000円 (定員30名)
【主 催】PMI日本支部

「PMBOK(PMI)が切り開く新たな展開」
講師: 神庭弘年 Hirotoshi Kamba, PMP
PMI日本支部会長
日本IBM PMプロフェッション最高位
慶応義塾大学非常勤講師

「医療ITプロジェクトの特徴と医療業界への参入戦略」
講師: 宮原勅治 Tokiharu Miyahara, MD, PhD, MBA, PMP, ITC
PMI日本支部関西地区副代表
川崎医科大学 医療資料学 准教授
川崎医療福祉大学 医療情報学科 教授

「スティーブ・ジョブスのイノベーション力に学ぶ」
講師: 大島直樹
山口大学院技術経営研究科 准教授
PMI 中国地区サービス委員
プロジェクトマネジメント学会中国支部幹事

https://www.pmi-japan.org/

(3) 発明相談会
(社)発明協会岡山県支部が年間を通じて実施してます
http://www.optic.or.jp/hatsumei/

3.ニュース

●【医療情報学会】在宅医療の情報共有はどうあるべきか、患者家族と各職種の
立場から討議 (12/10 日経メディカルオンライン)

●医療法人幸晴会(大阪府八尾市):保険請求と緊急通報のシステム連携で迅速
な24時間訪問サービスを提供 (12/10 日経メディカルオンライン)

●岡山弁護士会の「医療仲裁センター」3年 訴訟より対話で紛争解決 20件
申し立て和解3件のみ 高い中立性必要(12/9 山陽新聞社)

●まひした手足リハビリ治療器 家庭で使える子機開発 医療機関がプログラム
 オージー技研 (12/8 山陽新聞社)

●医療機器開発へ5年の成果報告 岡山理科大専門講座(12/8 山陽新聞社)

●医療と介護、横断的に議論 社会保障国民会議(12/8 日本経済新聞)

●「iPSが患者救う」山中教授 ノーベル賞記念講演(12/8 日本経済新聞)

●東レ、人工腎臓など医療材生産を国内外で倍増(12/7 日本経済新聞)

●マッシュルーム 血中の脂肪分解促進 岡山理科大 松浦准教授ら解明 高脂
血症 新薬に期待 (12/7 山陽新聞社)

●岡山県内 大病院 夜間・休日 軽症患者対象 特別料金徴収広がる コンビ
ニ受診 抑制に効果 医師の負担軽減 重症治療体制整う (12/6 山陽新聞
社)

●シミック、欧州で腎機能検査薬を発売。日本発の新規の検査薬で十数年後に腎
機能が悪化するリスクを推測できる(12/6 日本経済新聞)

●人材とツールの両方を提供し、日本医療のIT化を促進する (12/5 日経メデ
ィカルオンライン)

●肺移植100例 岡山大病院 執刀医の養成加速 症例急増、負担分散狙う 
中堅 きょう豪派遣 (12/4 山陽新聞社)

●【医療情報学会】地域見守り支援システム、健康情報モニタリング・指導プロ
グラムなどの実証結果を発表(12/4 日本経済新聞)

●入院の必要がない高齢者を病院から介護施設へ移す政策が進んでいない(12/3
 日本経済新聞)

●岡山大病院で脳死両肺移植 30代女性へ(12/2 山陽新聞社)

●地元企業と開発中 歩行支援シューズ 岡山大大学院 高岩准教授ら 高齢者
の転倒防止 かかと部分にポンプ 圧縮空気で爪先水平 (12/2 山陽新聞社)

●医学部設置の「地域枠」、22都府県で定員割れ(12/2 日本経済新聞)

●介護関連1300施設や市民3000人対象 在宅医療推進へ初の実態調査 
市 ニーズ把握し基礎資料に (12/1 山陽新聞社)

●地域医療充実 道探る 岡山大でAGORAシンポ 医師や記者ら意見交換
(12/1 山陽新聞社)

●心臓マッサージ自動化、AED切り替え 市消防ヘリ高機能化へ 本年度中導
入予定 救命率向上目指す (11/30 山陽新聞社)

●ゼニゴケ類由来の化学物質 MRSAに抗菌作用 岡山大大学院教授ら確認
(11/30 山陽新聞社)

●気胸センター開設 岡山赤十字病院 県内初 来月、各専門医が連携 (11/30
 山陽新聞社)

●橋本義肢製作 技術コンペで最優秀 軽量で装着容易 機能性を評価 (11/29
 山陽新聞社)

●富士通、クラウドとスマホを利用した健康関連ソリューション「肌メモリ」を開始
(11/29 日経メディカルオンライン)

●障害者医療充実を 旭川荘療育・医療センター 新病棟の起工式 (11/28 山
陽新聞社)

●関西の中小企業の間で介護・医療機器の開発に参入する動きが活発になってい
る(11/28 日本経済新聞)

●医師が定期的に患者宅へ 訪問診療、利用広がる 入院や通院不要 生活の質
が向上(11/28 日本経済新聞)

●病院環境への無線通信導入の実例紹介、留意点を討議 (11/28 日経メディカ
ルオンライン)

●肺がん治療薬 耐性強い細胞確認 岡山大グループきょう発表 新薬開発に期
待 (11/27 山陽新聞社)

●NECと科警研が可搬型のDNA解析装置を共同評価、全工程を約60分で完了
(11/26 日経メディカルオンライン)

●岡山大、ミャンマー 医学交流協定10周年 地域医療の質向上へ貢献 民主
化の波 変貌遂げる街 (11/25 山陽新聞社)

●この人 岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞した和田 ( わだ ) 淳 ( じゅん ) さん 
糖尿病新薬の“種”発見を (11/25 山陽新聞社)

●患者情報共有 来年1月開始 岡山県内の病院、診療所 連携円滑化 300
医療機関参加目標 (11/23 山陽新聞社)

●分子標的薬と鉄分減併用 腫瘍増殖を大幅抑制 岡山大大学院教授ら マウス
実験で確認(11/21 山陽新聞社)

●岡山大、ミャンマー協定10年 信頼築き医療人育成 アカデミー設立 交流
さらに前へ(11/19 山陽新聞社)

●岡山県病院協会設立50周年記念座談会「地域医療に果たす役割と期待」 
ネットワーク築き 地域医療に貢献 (11/17 山陽新聞社)

●手足不自由な患者向け 人工筋肉でリハビリ 岡山大大学院など臨床試験 
「自ら動かす感覚」好評 コスト抑え在宅実用化を (11/16 山陽新聞社)

4.補助金公募情報

(1)戦略的国際科学技術協力推進事業

平成24年度 日本-スイス研究交流課題の募集
募集期間:平成24年11月1日(木)~平成25年2月22日(金)午後3時
http://www.jst.go.jp/sicp/announce_se4th.html
 
(2)平成25年度 厚生労働科学研究補助金公募要項(一次

募集期間:平成24年11月9日(金)~平成24年12月14日(金)

厚生労働科学研究費補助金(以下「補助金」という。)は、「厚生労働科学研究
の振興を促し、もって、国民の保健医療、福祉、生活衛生、労働安全衛生等に関
し、行政施策の科学的な推進を確保し、技術水準の向上を図ること」を目的とし、
独創的又は先駆的な研究や社会的要請の強い諸問題に関する研究について競争的
な研究環境の形成を行い、厚生労働科学研究の振興を一層推進する観点から、毎
年度厚生労働省ホームページ等を通じて、研究課題の募集を行っています。次の
2類型について募集を行います。
1.一般公募型:一般公募による競争的枠組み。
2.若手育成型:将来の厚生労働科学研究を担う研究者の育成を推進するための
枠組み。
(募集研究)
1.行政政策研究事業
2.先端的基盤開発研究事業
3.臨床応用基盤研究事業
4.成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業
5.第3次対がん総合戦略研究事業
6.生活習慣病・難治性疾患克服総合研究事業
7.長寿・障害総合研究事業
8.感染症対策総合研究事業
9.地域医療基盤開発推進研究事業
10.労働安全衛生総合研究事業
11.労働安全衛生総合研究事業(復興特会)
12.食品医薬品等リスク分析研究事業
13.健康安全・危機管理対策総合研究事業
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkyuujigyou/hojokin-koubo-h25/

(3)「ロボット介護機器開発パートナーシップ」への参加企業等募集
  (経済産業省、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構)

 経済産業省と(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構は、平成24年
11月22日に公表した「ロボット技術の介護利用における重点分野」のロ
ボット介護機器の開発・実用化を行う企業等を支援するため、ロボット介護
機器開発促進を目的とした「ロボット介護機器開発パートナーシップ」を組
織し、参加企業を募集します。

 <参加企業等の募集について>
◆参加条件:重点分野のロボット介護機器の開発に積極的意志を持ち、また、
今後3~5年程度での製品化が可能な研究開発実績、組織・人員、経営基盤、
設備、計画を持ち、日本国内に主たる所在地を有する
(1)企業、(2)技術研究組合又は(3)企業と第三者によるコンソーシアム

◆参加申請方法:【締切:平成24年12月21日(金)】
以下URL(参加企業等の募集について)の参加申請書に必要事項を御記入の上、
以下の申請先へ電子メールで御提出下さい。
(※件名は「ロボット介護機器・【企業名】」)

◆開催スケジュール:
第1回会合は、平成25年1月中旬に開催し、平成24年度末までに2~3回
程度の開催を予定しています。

◆詳細URL:
・「ロボット技術の介護利用における重点分野」の策定について
  http://www.meti.go.jp/press/2012/11/20121122005/20121122005.html
・「ロボット介護機器開発パートナーシップ」への参加企業等の募集について
  http://www.meti.go.jp/press/2012/11/20121126004/20121126004.html

◆申請先、問い合わせ先:
  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術開発推進部
  E-mail:ml-kaigo_robot@nedo.go.jp

(4)産学官交流助成
公募期間:通期
(http://www.marubun-zaidan.jp/sang.shtml)

(5)生体反応および生命維持機構検出システム研究促進事業
(文部科学省先端研究施設共用促進事業)』(広島大学)
 募集期間:随時
http://nbard.hiroshima-u.ac.jp/
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

◆機関別の補助金等の公募情報です。詳細は対応するホームページをご覧くださ

◎内閣府(科学技術政策・競争的研究資金制度一覧)
http://www8.cao.go.jp/cstp/compefund/index.html
◎文部科学省(文部科学省の競争的資金一覧)
http://www.mext.go.jp/a_menu/02_itiran.htm
◎厚生労働省(厚生労働科学研究費)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/
◎中小企業庁(補助金等公募案内)
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/index.html
◎中国経済産業局(補助金・公募等情報)
http://www.chugoku.meti.go.jp/koubo/hojokinkobo.html
◎日本学術振興会(JSPS)(科学研究費補助金)
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
◎科学技術振興機構(JST)(募集案内)
http://www.jst.go.jp/bosyu.html
◎新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)(公募案内)
http://www.nedo.go.jp/koubo/index.html
◎新技術開発財団(新技術開発助成)
http://www.sgkz.or.jp/project/newtech/outline.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
【MTO便り】◆ノーベル賞受賞式の様子が報道されていますが、ノーベル賞で思
い出すことがあります。
◆(株)クラレつくば勤務の時です。「今度「スーパーカミオカンデ」から「高エネ研」
の機構長として来られた戸塚洋二さんを囲んで飲む会をやるので参加しません
か?」との誘いを受けました。当時、小柴博士がノーベル賞を受賞したこともあ
り、素粒子物理に関心が高かった時期ではありましたが、私自身は戸塚さんのこ
とは全く知りませんでした。ただ、「スーパーカミオカンデ」については、フォトマル
の破損による大事故からの復旧に、クラレのアクリル樹脂が使用された(約1万
個のフォトマル一つ一つにアクリル製のカバーを取り付けた)との話は聞いてい
ましたので、喜んで参加させてもらいました。致命的な事故から復旧できたのは、
戸塚施設長のリーダーシップによるところが大きかったようです。
◆自己紹介の時、クラレに勤めており、カミオカンデ復旧にクラレのアクリル樹
脂が使用され大変うれしかったこと、今でもカバー見本を研究所内に保存してあ
る旨のお話をしました。すると、戸塚さんが「補足します」と話を継がれ「実は最初
に提供を受けたクラレさんのアクリル樹脂は全く使えないものでした。紫外線吸
収剤が添加してあったためだったのですが、その後いろいろと対応をいただき大
変助かりました」と苦労の一端を明かしてくれました。
◆「多額の税金を使って研究をやっている我々は、常に社会への還元を意識しな
ければ」と、一般向けの広報にも大変力を注がれていました。大変気さくで、分解
点検中のサイクロトロンを機構長自ら、案内してくれました。
◆戸塚さんはお酒が強くお好きなようで楽しい会ではありましたが、一方で、ご
本人から、癌;脳腫瘍に侵されていること、治療に専念するためにカミオカンデ
の現場を離れたこと、治療は同級生の国立ガンセンター長にすべてをまかせて
あることも明かされました。本会は、戸塚さんを励ます会でもありました。
◆戸塚さんがニュートリノ研究の第一人者であり、ニュートリノには質量があり
「ニュートリノ振動」という大発見をされたことを私が知ったのはこの後です。
ノーベル賞確実と言われ楽しみにしていましたが、受賞を待たず2008年に他
界されました。(佐藤寿昭)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

クリックしてもページが開かない場合は、お手数ですが、URLをコピー・貼
り付けをしてアクセスしてください。
当メールマガジンへのお問合せや配信不要の方は,medical@optic.or.jp へ
ご連絡くださいますようお願いいたします。
このメールマガジンは、転載・再配布フリーです。
******************************************************************
特定非営利活動法人 メディカルテクノおかやま事務局
〒700-8558 
岡山市北区鹿田町2-5-1 総合教育研究棟 1階
TEL&FAX:086-234-0067
E-mail:medical@optic.or.jp
HP http://www.optic.or.jp/medical/
******************************************************************

 


戻る