2023年7月1日 発信

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2023.4(Jul.2023)
 5月の5類移行でコロナ禍もようやく沈静化したと思っていたところ、私の身近な人達に感染者が相次ぎ意表を突かれた。今までは遠くの出来事だったコロナが顔見知りの人に広がった感覚は過去にない。私自身は未感染継続中で不安も感じていない。私が関係する会でも飲み会復活が顕著である。G7を契機にホテルの大型パーティーも回復の兆しとのことである。山技振恒例の夏の大交流会も8月下旬にアイビースクエア―に繰り出すことにした。
・有隣会主催第67回大原孫三郎・總一郎記念講演会
 2023年7月27日(木)1800op 1830~2000、於倉敷公民館(予約不要)、「日本人の科学する心とは」、名古屋大学特別教授・2001年ノーベル化学賞受賞 野依良治氏 http://yurinkai-kr.or.jp/outline/67.pdf 【安井代表時代の企画が20年ぶりに実現】
・「夏の大交流会」(於アイビースクエアー・ビアガーデン)
 8月24日(木)1830~2030 早めに概数把握したいので「行くつもり」(確答でなくてOK)の返答を早めにお願いします。
・文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)および岡山県知事表彰(岡山県工業技術開発功労者)の募集
 今年も上記募集が始まりました。現場で努力している人達の功績を讃える良い機会です。是非推薦・応募して下さい。最初は当事者も上司も尻込みしますが、受賞すると本人はもとより、関係者にも大変よろこばれ、仕事への励みになり、自信になります。初めて応募される方は山技振に相談下さい。
〇文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)当会締切:7月24日(月)
【詳細】https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/attach/000029536_00008.htm
〇岡山県知事表彰(岡山県工業技術開発功労者)当会締切:10月6日(金)
【詳細】https://www.pref.okayama.jp/page/721363.html
推薦予定を前もって連絡いただくと幸いです。詳しくは上記HPか、当会にお尋ねください。過去の経験に基づきアドバイスします。
・第17回山陽人材育成会総会・講演会を開催[令和5年6月2(金)1500~1830、於倉敷商工会議所]
 総会・講演会42名、名刺交換会41名参加。記念講演は元岡山県知事佐藤兼郎氏(現「企業と大学との共同研究センター長」)「岡山県における産学連携の取組」。総会・講演会の様子は化学工業日報に掲載。
・人材育成講座実績
 6月末までの受講者は延べ636名、今後の見通しは、ホームコース77講座と出前講座21講座、共催2講座、計100講座を想定、年間受講者数は延べ2676名の予想で2019年を超える。水江研修室の改修工事完了、通信設備を増強した後に人材部隊の事務所移転を7月末に予定。計画通りの事務所移転費が発生の見通し。
「アメリカで生きる日本人」
 今年のゴールデンウイークも申請書査読に忙殺された。安井元会長から10数年前に生前贈与された仕事で、今さら文句は言えない。宿題を終えてほっとした日曜日、佐田岬半島の生地に帰省した。“耕して天に至る”段々畑の貧しい地で、昭和初期からアメリカ移民が多い。昭和20年代、いとこ3人は中学を卒業すると親戚を頼って渡米した。
M姉ちゃんは、甘藷を背負って山を下りる道すがら「杜子春」の話をしてくれたので別れは辛かった。1年下のY君は渡米7年後に同じ村の幼馴染Sちゃんを呼び寄せ結婚した。アメリカは夢のある国であった。そのアメリカから親戚一行9名が本家の墓参りに来るという。リーダー格の女性Sさんとは、会ったことはないが親戚の親戚でFBの友達関係にある。日時指定で本家Mの墓地で会いたいという。彼女は日本語が全く出来ない。私が墓から遠くに住んでいることも理解していない。先方の英語の要請文は理解できたが、なんと返事しようか? 色いろ考えるうちに日が迫った。上手く断る英語は難しいが「OK」の英語なら書ける。コロナでご無沙汰の父母の墓参りも兼ねて帰省しよう。「OK」の返事を書いた。すぐに「THAK YOU」の返事が来た。Sさんは“California Mother of the Year”にも選ばれた活発な女性で私とは6親等に当たるらしい。娘と二人でPCとタブレットとスマホを駆使して墓周りの文字情報、地形・風景、関係者の顔と名前を録音録画、聞いた話をすぐに入力など、まことに熱心な取材活動でギャラリーも増え、田舎の墓地とは思えない光景が出現した。祖母方のルーツがM家で祖父方のルーツT家は広島で、そこも墓地探検したらしい。大きな“Family Trees”を完成させるのだという。思えば米国の日系三世・四世の方が最近の日本人より日本人的なのかも知れない。 [kajix]

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