2024年8月1日 発信

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2024.05(Aug.2024)
 昨年5月の5類移行を機にコロナ禍もようやく落ち着きを見せて来た。一方で、家庭内療養患者は結構な数発生している様で、多くは1週間の外出自粛で事なきを得ていると聞く。かく言う私も初めてのコロナ体験で1週間休んだ。味覚異常が少し残る。今年の梅雨も“線状降水帯”なる言葉が乱発され、各地で治山治水の重要性が再認識された。梅雨末期の集中豪雨が終わると炎暑の夏が来た。ここでも連日「命の危険」という言葉が使われる。異常気象が、頻発化・激甚化の傾向にあるという。絶叫言語が横行する社会になった。
・“山技振恒例夏の大交流会”は中止します。
・公益社団法人山陽技術振興会の年次手続き
 事業報告、役員変更、年次報告等の法務局登記、公益法人事業報告システムへの電子登録等、一連の作業を岡山県担当者の指導を受け継続実施中。 
・人材育成事業:主要会議の予定
(1)33回AB会議:7/31(金)倉敷西ビル貸会議室にて開催、会議後講師慰労会予定。
(2)「ものづくり日本大賞」:8月に会員企業に周知予定
(3)第69回担当者会議:8月29日(木)or 9月6日(金)開催予定、2025年度新講座、講座スケジュール
(4)「ものづくり日本大賞」に呼応した「山陽技術振興会賞」等の検討
(5)来年度シラバス提出(講師10月)、講座スケジュール案、企業訪問資料作成
(6)11月企業訪問開始
(7)12月6日(金)第70回担当者会議:講座スケジュール確定。次年度総会日程等決定。
・当事務所のお盆休みは 8月12(月)~16(金)とします。
・文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)
 7月16日(火)山技振締切で5件6名の応募があり、指導修正を経て、県締切日7月22日(月)に候補者調査書、補足説明資料、住民票等を完成、電子データおよび紙書類一式を岡山県担当課に提出。担当課の現地査察、岡山県内審査を経て文科省に送付、受賞発表は令和7年4月の予定。なお、“岡山県工業技術開発功労者賞”については、県締切が令和6年10月4日(金)、山技振締切りは9月29日(金)です。
【詳細】https://www.pref.okayama.jp/page/721363.html
推薦予定を前もって連絡いただくと、過去の経験に基づきアドバイスします。
・人材育成事業
(1)6月10日(月)から三菱ケミカル構内で安全体験講座を開始、上期は13講座を実施。
(2)6月14日(金)担当者会議を三菱ケミカルの開径寮にて開催、人材育成会の体制変更について理解を頂く。
7月4日~5日の原因究明A講座を21名が受講。千葉、愛知、大阪、広島など全国から対面講座に参加頂く。
(3)7月9日~11日のトラブル事例A講座を16名が受講。活発なグループ討議を展開。
(4)7月17日(水)中国経産局藤村課長が来場、第10回「ものづくり日本大賞」(経産大臣表彰・局長表彰)の推薦と会員企業への周知を要請・承諾。
(5)2024年度講座進捗状況:7月末までに出前5を含む45講座を実施し、延べ1073名が受講。2024年度受講者は29科目ホーム86講座と出前仮予約20、合わせて106講座に昨年を超える2811人が受講見込。うち2/3が対面講座。
(6)出前講座の動向:旭化成(4+3)、クラレ(6:研修所)、大分県(+2協議)、日本触媒(2+1協議)、レゾナック大分(+1協議)
終戦日
 8月のキイワードは“戦争”である。あれから79年経ったので玉音放送を聞いた世代は激減している。私は、母親と兄妹3人が正座してラジオを聞いた。ラジオは高い位置にあり、天皇陛下のお言葉は理解出来なかったが、母が泣いている様子から日本が負けたことを理解した。私は、旭川市の北鎮国民学校一年生であった。それから怒涛の数カ月が始まった。母親と長男の私宛に陸軍少佐である親父から遺言状が届いた。切腹して死ぬという。「浩一よ」で始まる遺言状には、「しっかり勉強して、小国民として平和国家日本を支える様に」と書かれていた。我々4人は親父の知人の牧場に預けられ、郷里愛媛の引揚引率者(叔父)が到着するのを待った。巨大な青函連絡船に乗り、鈴なりの汽車に乗り、母は汽車の窓からホームに降りて用を足した。郷里愛媛佐田岬に到着して最初に食したのは薄暗い窯部屋の羽釜にあったサツマイモだった。国語読本は“おちば”に変わっていた。昭和20年に切腹した筈の親父は、永く夏柑農家の組合長などを務め、早めの米寿祝を済ませてから逝った。私宛の遺言状は忽然と消えたままである。[kajix]

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