2025年2月1日 発信

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2024.11(Feb.2025)
 年末年始は9連休というめぐり合わせの良い年回りであった。岡山の皆様には天候にも恵まれ穏やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。かく言う私は、年末29日の夕食時に右肩から背中にかけてチクチク痛むので妻にスマホ写真を撮ってもらうと人生初の帯状疱疹であった。この顛末については、文末の「ひとこと」欄で述べる。
・川崎医科大学KMSメディカル・アーク2025[オンライン]
 開催日時:2025年2月19日(水)12:00~16:00(山陽技術振興会後援)、事前申込み要。
・令和6年度第2回理事会[日時確定:予定表に御記入下さい]
 日時:令和7年3月6日(木)18:30~19:30、場所:倉敷商工会議所
 議題:第80回通常総会議案審議。[第1号議案:令和6年度事業報告、第2号議案:令和6年度収支決算報告、
 第3号議案:令和7年度活動方針・事業計画、第4号議案:令和7年度収支予算計画、第5号議案:研修室資金の積立、
 第6号議案:定款の一部改訂、第7号議案:役員一部改選(非改選期)]
・山陽技術振興会第80回通常総会・理事会
 日時:令和7年6月2日(月)14:00~17:30、場所:倉敷商工会議所
 (1)総会14:00~15:00、(2)令和6年度第1回理事会15:00~16:00、(3)名刺交換会・講演会16:00~17:30
・1月31日AB会議:2025年度講座計画と講師交代(3講座)報告。
・古川講師1/16APT講座で最終講義、花束贈呈・受講者と記念写真。
・企業訪問:1月3社、2月2社確定。
・研修室拡張工事:配線工事、パーティション撤去・カーテン取付、照明配線改修、清掃等1/14完了。
・1月末までに、出前15を含む90講座(59講座は対面)を実施、延受講者数は2387名となった。
 2024年見通しは、29科目ホーム86講座と出前予約17を合わせて104講座に2663名受講となる見込み
 (昨年度をやや下回る)。
・年間収益は、予算比508万増の見通しだが、講座委託費増、テキストカラー化、会計指導料、清掃委託費、
 研修室拡張費、企業訪問経費等の経費増407万円を勘案して、経常損益は101万円と予想。
・出前講座は、旭化成(4)、クラレ研修所(6)、太陽石油(1)、日本触媒(2+1)、大分県(1+1)、セイカテクノ(1)、
 レゾナック大分なし。
「トリアージュ初体験」
帯状疱疹らしいと倉敷保健所に電話すると倉敷中央病院の救急に行けという。21時過ぎに妻の車で倉中救急に行くと赤ちゃんからお年寄りまで30~40人が待合室に居て、横になっている人も居る。皆さん小声で話しているのが妙に緊迫感がある。受付で「救急初診料7000円の支払いを承諾します」の署名をして、他の患者から遠ざかるように待合室の隅の方で待った。20分ほどしてスピーカーから呼び出しがあった。「梶谷さん、とりあえず1番においで下さい。」近くの診察室に入ろうとすると、どこからか見ていたらしく「梶谷さん、そちらではありません、こちらへどうぞ」と手招きされた。そこは通路に机を置いただけの場所で患者に「今日はどうされましたか?」と"とりあえず聞く"問診場所であった。「トリアージュ1番」と小さな表示があった。なるほど、これが"トリアージュ"かとひとりごちた。「トリアージュ」は、戦場や災害場所、パンデミックで多くの患者が殺到した際、先ず治療の優先順位を決めるための初動診断である。この言葉は、教養としては知っていたが、自分がトリアージュを受けるとは思っても見なかったので「とりあえず」と間違えたのであった。ダジャレ好きの人間としては、思い出し笑いが出来る嬉しいネタになった。その後、本物の診察室1番で女医さんの診断を受け、多めの飲薬と塗薬を貰って帰った。帯状疱疹は、眠れないほどの痛みがひと月以上も続くと脅されたが、私の場合は、不快感と肩こりはあるものの、我慢できない痛みはなく、症状は軽い方だったと思われる。お陰で年末年始は炬燵でテレビを見て過ごした。年末BSテレビで放映された懐かしい映画を見た。黒澤明監督の「七人の侍」は1954年の作品で、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した国際評価の高い作品であるが、馬があっちへ行って行きどまり、こっちに行っては行き止まり、といったシーンが延々と続く黒澤独特のしつこい映像シーンに辟易しながら途中20分の休憩時間を含めて3時間47分よく頑張りました。第101回箱根駅伝は、二日間にわたる長編ドラマであった。箱根駅伝を走る選手にとって出場すること自体が家族・仲間・過去の人間関係の全てを背負った人生の一大イベントであることを力走画像に挿入するかたちでエピソードが伝えられる。半端ない取材力と情報量である。テレビ放送について、これまではぼんやり流し見をするだけだったが、自分が作る側に立って見ると多くの人の創造的な知恵と莫大なエネルギーの集積が必要なものらしいと気付いたことは収穫であった。結果は、原晋監督率いる青山学院大学が盤石なたすきリレーで復路では一度ともトップを譲らず、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8回目の総合優勝を果たした。三原市出身の原晋監督は、就任20年で8回優勝している。「何かを持っいる人」と思わざるを得ない。ゴール地点の大手町で原監督が胴上げされた。続いてジャージ姿の女性が胴上げされた。奥様の原美穂さんで、陸上競技部町田寮の寮母さんである。美穂さんの選手達への影響力はもちろん、御主人である原晋監督への貢献と影響力も絶大である。「何かを持っている人」は、実は美穂さんなのかも知れない。[kajix]

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