2004年11月1日 発信


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2004.08(Nov. 2004)



・技術交流会 11月30日(火) 1800〜2030 クラレ労働組合本部会館
 「水だけで究極の抵公害を実現する電気防錆加工法」
  塚本真也 教授 岡山大学工学部 機械工学科 

 塚本教授には前に山技振サロンで「創造力育成」について興味あるお話しをされました。今回はこの創造力を具体化し、安価で無公害の切削加工技術を開発され評判になっています。切削時には通常油が使われますが、油のリサイクルと廃棄は高価につき、安価な水を使うと錆がでて実用化できません。塚本教授は錆発生を電気的に抑える方法を開発され、水で切削油の代用技術を完成されました。この画期的技術とそこに到達するまでのプロセスについてお話しをうかがいます。後は懇親の場を設けますので、技術や独創力について大いに語り、交流の実を上げてください。 参加費 3,000円。

・山技振サロンと合同委員会を合同開催 11月19日(金) 1800〜2000 山陽技術振興会事務所 
 合同委員会と合同開催にします。今年度前半の会計、事業報告。後半と来期計画について活発なご意見を期待します。担当は機械ですので話題を用意してください。

・品質工学フォーラム 12月4日(土) 1300〜1630 山陽技術振興会事務所 
 来年の「タグチメソッド・入門セミナー」の企画準備。前回宿題になった「火花の出ない溶接条件」を取り上げます。具体的な問題提起で、実用化のモデルとなりますので、是非参加して議論に加わってください。来年度のスケジュール決定など。 参加費 1,000円。

・環境技術セミナー 12月8日(水) 1000〜1700 倉敷商工会議所 
 今年は化石エネルギーの代替として注目されているバイオマスと自然エネルギーの積極的利用について総括的な話しを聞き、ついで最近話題の化学物質排出規制についての解説。最後に個別の相談会をもうけます。
・「バイオマスの活用」 佐々木義之(産業技術総合研究所 循環バイオマス研究 ラボ長)
・「自然エネルギーの利用」 久保田晴仁(中国電力 技術研究センター 研究企画担当 副長)
・「化学物質の排出規制と課題」 渡辺雄一(環境情報科学センター 化学物質アドバイザー)
・相談コーナー 渡辺氏、環境カウンセラーなど
参加費 3,000円

・山技振サロン 10/15 参加 6人
 クラレOBの中村通広氏が20年間続けたFET(field effect transister)の最近について話した。0.2×0.4×5.5mmの微小電極で、PH電極として感度、安定性抜群。何かに利用できそうなので提案期待。「継続は力なり」を感じさせる開発物語。後の30分はNHKテレビのふるさと番組「おかやまの医療ベンチャー」に日本ステントテクノロジーの山下社長以下が出演するのを見た。

・品質工学フォーラム 10/16 参加 7人
 「火花の出ない溶接条件」は準備してみたが、問題提起本人が欠席で、細かいつめができず、次回に繰り延べた。学会誌への投稿を平松、小野寺両氏が説明。タグチメソッド入門セミナーは来年2/4,5,26を予定し部屋を確保した。テキスト、募集チラシなどは次回12/4に議論することにした。

・工場見学会 10/26 参加 23人
 旭化成ケミカルズ(株)水島製造所見学。生憎の小雨の中B地区のエチレン、スチレンプラントを見て、C地区はバスの中から見学。日本を代表する工場は広大な敷地内に整然と運転されており、旭化成の技術と相まって日本の化学工業を改めて見直した。見学、質疑に時間が過ぎ、30分超過して午後5時に解散した。

・第49回岡山県溶接技術協議会入賞者表彰 10/13
 例年のような授賞式があり、10名の人に賞が贈られ、当会も1名に会長賞を贈った。今年は残念ながら女性の入賞者はなかった。 

・「山陽技術雑誌」への投稿お願い
   例年のように原稿募集の季節になりました。技術論文、解説報文、エッセイなど奮ってご投稿ください。締めきりは1月15日。ご希望の方には投稿規定を送ります。  

・OUSフォーラム2004 11/24 1300〜1800 岡山プラザホテル 4F
 岡山理科大学では恒例により学内技術を公開します。講演とパネルで活動状態が説明されますので、是非ご覧になり、大学を知り、自分の仕事に生かしてください。   

・ベンチャープラザ岡山2004 11/26 1000〜1730 テクノサポート岡山
 記念講演「夢を忘れていませんか」よし川グループ代表 吉川幸枝さん、ベンチャー・ビジネスプランコンテスト説明会、新製品展示など賑やかに岡山の産業活性化をもりたてます。  

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