2012年11月1日 発信


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2012.08(Nov.2012)
・工場見学会  11月28日(水) 1030〜1330 山陽新聞社
1030〜1130 山陽新聞本社 (編集局)
 1230〜1330 新聞製作センター (夕刊印刷)

 マスコミの現場を拝見します。今マスコミに対する期待、批判はありますが、まず新聞が 作られている現場を拝見しましょう。前半は編集局で記事が如何に組み立てられて行くか、後半はそれが印刷され紙面になって、 配達されるかの現場を見ていただきます。集合は1020までに山陽新聞本社受付前(岡山市北区柳町2-1-1 大供十字路の北200m)にお集まりください。 昼食は何処でとられても結構ですが、本社に食堂があり、450円でランチが食べられます。製作センターは大供十字路の西800m.参加費3,000円。

・山技振サロン  11月16日(金) 1800〜2000 山技振事務所
  
 年末が近ずきます。村川技術奨励賞の応募などお知恵拝借。参加費1,000円。

・年末の山技振サロン・大交流会は早々と 12月13日(木) 1830〜2030 に予定。詳細は次号で

・技術交流会「知られざるタバコの真実」 10/12 参加10名
・禁煙センセイの川井治之氏から 吸う人も、吸わない人も知っておくべきこと をじっくりと聞かしていただいた。 テーマが少し偏り、参加者が少なかったのは残念。しかし、煙とニコチンの害については十二分に納得できた。ニコチンの血管収縮作用、 肺癌になる統計は確かな事実として脅威である。参加者の中4/10が喫煙者、意見を聞くと驚愕したと言う。しかし、終わってすぐ出口で 喫煙している人を見かけたが、じんわりと恐怖が行き届き、禁煙されることを希望する。こんなタバコを国が禁止しないのはなぜか。JT の大株主に財務省(持ち株率50%)があるからだが、厚生労働省は断固反対して、国を挙げて禁煙国に。それの方が医療費が下がって得なのだが。

・山技振サロン 10/19 参加5名
・今回も吉田さん出席。磁気を発生するものを身に着けると、血行が良くなり、体温が上がり、免疫力が高くなって 健康に良いとして、磁気器具が高価で販売されている。偽科学の最たるもので、嘘。最近の岡山県の学力低下、教室の興廃が問題になっている。 吉田さんは、自分の経験から生徒自身の自覚によりそれはなくなるとの説。自覚を促す方法があるか。

・技術交流会 「おかやま夢づくりプラン」 10/23 参加18名
・三宅 昇氏(岡山県総合政策局長)は安心して暮らせる岡山を目指して、これまでの経過と結果 を各種データを通じて説明。これを見る限り、県政の努力は認められ、今一押しで抜き出れる数値であり、一層の努力継続が望まれる。 しかし、教育については最悪、かなりの教職員数、予算を本当に有効に使うとともに、よくしようとする自覚を持ってほしい。三宅さんの 辛口で、巧みな説明に、県政の具体的な数値が分かり、質問、要望と励ましで会は盛り上がった。

・第8回「村川技術奨励賞」募集を11月から始めます。
 例年のように第8回「村川技術奨励賞」の募集を11月から開始します。締め切りは来年1月末です。 科学、技術、産業の発展に資するものを皆様奮ってご応募ください。詳細は事務局に問い合わせるか、当会のホームページの 「村川技術奨励賞」の項をご覧ください。前回までの一覧もあります。賞金一件60万円、3件。

・秋恒例の岡山大学(11/2)、岡山理科大学(11/21)の一般成果発表会が行われる。  
 ・大學の恒例事業で成果発表と有名人の講演会がある。詳細は各大学のHPで見て、参加してください。

・イタリヤでは地震は起こらないと言った学者ら7人に求刑より重い7年の禁固刑判決  
 ・2009年4月、イタリヤのラクイラ地震は学者らが起こらないと言った一週間後に起こり、304人が死亡したのは けしからんとして起訴され(2011 Junの山技振たより)、この度判決がでた。これでは科学者は何も言えなくなるとする論評が多い。 日本では3/11大地震以後、地震学者は「地震予知は非常に困難」として逃げの一手である。技術者として言いたいことが2つ。
1.予知できるとして34年前に「大震法」が決まり、今でも首相以下予知を基にして訓練をやつている。これは直ちに止めて、事後訓練に徹底すべきである。 30年も前に予知できると言い、今できないのは学問の後退だ。その責任はやはり重い。
2.最近科学者の評価が下がっているのは、科学者が 研究費や名誉に惹かれて科学的事実を曲げているからではないか。最近のIPS細胞の森口氏は論外としても、過去に脚気、ハンセン氏病などでのお粗末、 地球温暖化、煙草の害などすっきりしないことが多すぎる。科学的事実を科学者は発表すべきで、 安全神話も困るが、危険を大げさに言うのも同罪である。発表したなら責任を取る覚悟をしっかりと持つべきである。

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