2023年12月1日 発信

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2023.9(Dec.2023)
・第73回岡山県児童生徒科学研究発表会
 今年も12月3日(日)に岡山理科大学を会場に開催される。協賛金と山陽技術振興会会長賞で協力する。
・第87回岡山県児童生徒発明くふう展および2023岡山県未来の夢絵画展表彰式
 日時 令和5年12月5日(火)14:00~15:00、場所 テクノサポート岡山。山陽技術振興会会長賞:作品「片手でプッシュ君」笠岡市立笠岡小学校6年虫明航希、画題「思い出をカタチに!思い出変換機」岡山大学附属中学校2年銅前はるか
・[人材育成事業]
 @12月1日(金)担当者会議を美和事務所で開催、2024年度スケジュールを決定。懸案のテキストのカラー化とそのための受講料1000円値上げを付議。A12月より企業訪問開始。一部対面講義再開の新スケジュール・新シラバス・新受講料を周知する。B1月31日(水)AB会議を倉敷商工会議所で開催予定。一部対面講義再開の新スケジュールを再確認予定。この機会に関係者を集めて元山口大教授久保先生(人材育成講座設立当初から尽力)の最終講義を実施予定。C来年5月31日(金)人材育成会総会を倉敷商工会議所にて開催予定。(特別講演:鈴木康幸氏[消防研究センター長・元消防庁審議官])を予約)
・技術交流会、工場見学会、山技振サロンは当分休会します。村川・難波技術奨励賞、山陽技術雑誌原稿の募集はありません。
・ロボカップジュニア2024倉敷ノード大会
 日時2023年11月19日(日)、場所ライフパーク倉敷。
・OUSフォーラム2023[山技振後援]
 令和5年11月27日(月)13:00~18:00、開催場所:岡山プラザホテル、内容:特別記念講演、研究シーズ発表、技術相談。
・【中間理事会開催】
 日時:令和5年11月30日(木)1830~1930、於倉敷商工会議所、出席者17名、議題:美和事務所閉鎖に伴う事業見直し:山技振の今後の方向性を議論。
・[山陽人材育成講座]
 @11月末までに出前18を含む76講座を実施、延べ2010名が受講。年間見通しは102講座(内訳:出前・共催25、ホーム講座77)、延べ受講者2744名。採算見通しは、経費、講師委託費、教材改訂費、労務費等の増加を見込んでも増益の予想。A11月2日に2024年度のスケジュールとシラバス改訂を講師に依頼、34件全回答完了、2024年度シラバスが完成した。
「岡山大学資源植物科学研究所佐藤和広教授が紫綬褒章受章」
 平成28年度山陽技術振興会総会で村川技術奨励賞を授賞した岡山大学資源植物科学研究所佐藤和広教授が令和5年秋の紫綬褒章を受章された。(第11回村川技術奨励賞、課題「オオムギ遺伝資源を活用した風味が劣化しづらいビールの開発」、受賞者:1.佐藤和広(岡山大学資源植物科学研究所)、武田和義(元岡山大学資源植物科学研究所)、斎藤渉(サッポロビール梶A岡山大学資源植物科学研究所卒))。 佐藤先生には山陽技術振興会から祝電を差上げ、先生からは表彰状のカラー写真と二羽の飛翔鶴の箱に収めた紫綬褒章勲章の美しい写真が礼状と共に送られてきた。実は、紫綬褒章の表彰状文面をゆっくり眺めたのは初めてである。「日本国天皇は、佐藤和広に多年学術の分野においてよく努め斯界の発展に寄与したことについて紫綬褒章を授与する 【大日本国璽】印 令和五年十一月三日 内閣総理大臣岸田文雄【内閣総理大臣之印】 内閣府賞勲局長伊藤信【内閣府賞勲局長之印】」。紫綬褒章の授賞理由は、遺伝育種科学での広範な研究功績であるが、優良品種への遺伝子導入による新規系統の育成、さらにはそれを利用した製品開発にまで大きく貢献したことも評価され、今回の受賞に至った。「オオムギ遺伝資源を活用した風味が劣化しづらいビールの開発」の技術を応用した商品「岡山県の地図が青で印刷された缶ビール」は、山陽技術振興会の交流会で皆さんに飲んで頂いたので御記憶の方も多いと思う。岡山大学の紫綬褒章受章者は、令和になって3人であるが、資源植物科学研究所からは前回の馬建鋒教授に続いて二人目である。
 資源植物科学研究所の前身は、大原孫三郎が1914年に設立した財団法人大原奨農会農業研究所で、目的は「深遠なる学理を研究し之れが実際的応用に依る農事の改善」とした。初代所長は近藤萬太郎で、邑久郡出身で六高を卒業後、大原奨学金で東大・東大大学院を卒業、さらにドイツ留学をした研究者である。農業研究所の所在地は岡山県都窪郡倉敷町229番地で、土地は100町歩(のち100町歩を追加)、363坪の平屋9棟、173坪の平屋8棟の建物があった。昭和27年に新制岡山大学に移管され、付置研「資源生物科学研究所」となった。[kajix]

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